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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4129】NAMI 純米吟醸(なみ)【メキシコ】

2020.2.1 17:35
メキシコ
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【A居酒屋にて 全7回の⑦完】

 酒友オタマジャクシと美女軍団の飲み会が開かれた。この会は、Nオーナーの店について回り、K亭、P店と会場が変遷。今回はA店というわけだ。Nさんは唎酒師ではあるが、日本酒のバイヤーの仕事が本業。そして、居酒屋のオーナーを兼ねている、というエネルギッシュな方だ。ただ、生Nさんはいたってシャイ。それでいて、内に秘めた熱い思いが時々ちらっと出る好人物だ。

「御殿桜」「三笑」「雪彦山」「蜂龍盃」「黒松剣菱」「播州一献」と飲み進め、最後7番目にいただいたのは「NAMI 純米吟醸」だった。「NAMI」はメキシコで製造された日本酒だ。Nさんは日本酒の輸出入にかかわる仕事をしているので、「NAMI」にも詳しい。今回、わたくしたちに提供した「NAMI」は非売品。すなわちサンプルだ。

 メキシコでの酒造りについて、ウェブサイトSAKETIMESが詳しく掲載している。その要点は以下の通りだ。

「2014年、『メキシコの実業家がメキシコ国内でSAKEを造る計画を立てている。工場建設から醸造まで、幅広く技術指導をしてくれないか』という相談が、岐阜県中津川市にある三千櫻酒造の蔵元杜氏・山田耕司さんのもとにに飛び込んできた。山田さんは指導を引き受け、2015年に1年目の仕込み。メキシコ人の蔵人を三千櫻酒造に招いて研修してもらうなど熱心に指導。2018年6月には、海外のSAKEを飲み比べるイベント『Sake World Cup』が京都で開催されたが、そこでも『NAMI』は大人気だった」

 さて、「NAMI 純米吟醸」の非売品(サンプル)をいただいてみる。

 酒蛙「おおおおっ、かなりしっかりした味の、本当の日本酒だ!!!」
 美女Mさん「この香りはパッションフルーツ系? ココナッツフルーツ系?」
 美女Sさん「微発泡を感じる」
 ウッチー「フルーツ系。食中酒にぴったり」
 酒蛙「親しみやすい果実香が出ており、酸味、辛み、旨みのバランスが良い。あ、甘みも出てきた。このバランスの良さはすごい」
 美女Mさん「パッションフルーツやココナッツフルーツがいませんか?」
 Nさん「います」
 美女Mさん「やったー♪」
 酒蛙「余韻は苦み」
 ウッチー「飲み飽きしないお酒だ」
 酒蛙「日本国内でも、水準以上のレベル。びっくりしたよぉ!!!」
 Nさん「やったー!!!」

 美味しすぎるメキシコ産日本酒に、わたくしたちは仰天するばかりだった。興奮した頭を「蓬莱泉 純米大吟醸 空」を飲んで鎮めた。

酒蛙

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