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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4119】蔵太鼓 純米 夢の香 秋あがり 原酒(くらだいこ)【福島県】

2020.1.22 14:19
福島県喜多方市 喜多の華酒造場
福島県喜多方市 喜多の華酒造場

【F居酒屋にて 全13回の⑨】

 仕事を通じて知り合った、気の合う仲間たちと時々飲んでいる。かれこれもう15年くらいになる。今回は8カ月ぶりくらいの飲み会だが、SNSのグループでつながっているから、“しょっちゅう会っている感が”ある。場所はF居酒屋。店主やスタッフのお人柄が素晴らしく、気持ち良く飲めるお店だ。今回は、わたくしたちのために、さまざまな酒を用意してくれた。全部飲まなければならない。

「川鶴」「月の井」「賀茂金秀」「つきよしの」「寒菊」「蓬莱泉」「奥州光」「大和屋善内」「豊久仁」に続いていただいたのは「蔵太鼓 純米 夢の香 秋あがり 原酒」だった。喜多の華酒造場のお酒は当連載で2種類取り上げている。さて、いただいてみる。

 W 「味がゆっくり落ちて行く」
 酒蛙「W君、すごい表現だな!」
 K 「これ、旨い!」
 酒蛙「やわらかで、ふくよかな口当たり。控えめな香り」
 T 「酸を口の奥で感じる」
 K 「余韻が長く続く」
 T 「良い酸っぱさだ」
 K 「ゆっくりした味わい。大好きだ」
 酒蛙「たしかに余韻が長い。旨み、辛み、酸が出ており、旨口のしっかりとした味わい。酸が非常に素敵だ。やや力強さのあるお酒だ」

 瓶のラベルのスペック表示は「アルコール分16度、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合 麹米掛米60%、製造年月1.09」

 使用米の「夢の香」(ゆめのかおり)は、福島県農業試験場が1991年、母「八反錦1号」と父「出羽燦々」を交配、育成と選抜を繰り返し品種を固定。2000年に命名、2003年に種苗法登録された酒造好適米だ。

 酒名・蔵名の「喜多の華」の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「喜多の華酒造場は、大正八年に『星正宗』の銘柄で創業、戦後『喜多の華』の銘柄で復活した復活蔵です。『喜多の華』という名は酒のまち喜多方で一番を目指す事と、皆様に喜び多くすばらしい事(華)がある様に、との願いが込められています」

 また、酒名「蔵太鼓」について、蔵のホームページは「喜多方の業者が手孫の代まで鳴り響けと50人の大編成でたたく豪快な太鼓編曲です」と説明している。

 ブログ「得さんのページ」は、蔵太鼓について、以下のように紹介している。

「『会津喜多方蔵太鼓』は昭和55年に縁があって寺内タケシ先生とめぐり合い、作曲を依頼、作曲、振り付け、装束、演出も全て寺内先生の手による「会津喜多方蔵太鼓」が誕生しました、悪戦苦闘しながら先生の指導の下、披露できるまでになったそうです。主に市内を中心に活動してますが、8月の蔵のまち喜多方夏まつりで公演されます」。寺内タケシ先生とは、エレキギターの神様と言われたその方なんでしょうね。

 別のブログでは「会津喜多方蔵太鼓は、『会津喜多方蔵太鼓』『会津喜多方酒蔵太鼓』『会津喜多方地吹雪太鼓』『会津喜多方乱調』の4部組曲からなっている」と説明している。

酒蛙

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