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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4113】つきよしの 特別純米 おりがらみ 無濾過生原酒【長野県】

2020.1.15 21:30
長野県上田市 若林醸造
長野県上田市 若林醸造

【F居酒屋にて 全13回の④】

 仕事を通じて知り合った、気の合う仲間たちと時々飲んでいる。かれこれもう15年くらいになる。今回は8カ月ぶりくらいの飲み会だが、SNSのグループでつながっているから、“しょっちゅう会っている感が”ある。場所はF居酒屋。店主やスタッフのお人柄が素晴らしく、気持ち良く飲めるお店だ。今回は、わたくしたちのために、さまざまな酒を用意してくれた。全部飲まなければならない。

「川鶴」「月の井」「賀茂金秀」に続いていただいたのは「つきよしの 特別純米 おりがらみ 無濾過生原酒」だった。この蔵のお酒は当連載でこれまで、「つきよしの 特別純米 無濾過生原酒」(当連載【3567】)1種類を取り上げている。今回のお酒は、そのおりがらみバージョンだ。いただいてみる。

 K 「甘い」
 W 「とにかく香り良く、フルーティー。含むと、ボディ感がある」
 酒蛙「甘旨酸っぱい。甘やかな、果実香が広がる。やわらかな口当たり」
 K 「最初はフルーティーに感じ、そのあとすぐに落ち着く。滑らかなタッチ」
 W 「とろみある」
 K 「すごく飲みやすい」
 W 「お酒っぽい。これ、好き」
 K 「好き、好き」
 酒蛙「余韻に辛み・苦み・香りを感じる。とてもきれいな酒だ」

 瓶の裏ラベルで以下のように、酒造りのコンセプトを説明するとともに、この酒を紹介している。

「当社は信州の鎌倉 塩田平にあり、明治29年の創業です。私は2019年10月で、杜氏になって4造り目となります。自然放冷・全量槽搾りにこだわり、米の旨みを丁寧に引き出しました。今季初しぼりの特別純米おりがらみです。フレッシュな味わいとキレの良さが特徴です。 杜氏 若林真実」

 また、蔵のフェイスブックはこの酒を「香りが高く、すっきりとした甘さと酸味が味を引き立てます」と紹介している。

 裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、アルコール分16度、日本酒度±0、精米歩合59%、酸度1.7、製造年月19.11」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 代表銘柄「月吉野」(つきよしの)の由来について、蔵のホームページは以下のように説明している。

「創業の頃、吉野桜の下で花見の宴の際、満月に桜吹雪が舞っているのを見、命名されました。花見酒から始まった当蔵の酒も、今では塩田平・別所温泉を訪れる人から始まり地域の皆様に、1年を通じて親しんで頂いております」

酒蛙

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