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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4093】鯉川 純米大吟醸(こいかわ)【山形県】

2019.12.28 21:25
山形県東田川郡庄内町 鯉川酒造
山形県東田川郡庄内町 鯉川酒造

【日本酒研究会月例会 全7回の①】

 足掛け13年にもおよぶ超長寿飲み会「日本酒研究会」。大層な会名だが、単なる飲み会。異業種間交流にもかかわらず、1回も欠かさず、こんなに長い間月例会を続けるとは、やはりみなさん、酒が好きだからだろう。

 今回は、異動でこの地を離れたK研究員から、会に差し入れがあったので、そのお酒から飲むことにする。K研究員のふるさとと同じ山形県のお酒「鯉川」だ。この蔵のお酒は当連載でこれまで、7種類を取り上げている。個人的には「鯉川」に、落ち着き感のあるまとまりの良さを感じてきた。さて、今回のお酒をいただいてみる。

 酒蛙「旨いっ! 上立ち香が上品」
 H 「甘みがある」
 F 「キレが良い」
 Y 「ほーっ、このお酒は2年熟成なんだ」
 酒蛙「甘旨みがあり、酸がきれい。非常にバランスが良く、品が良い」
 M 「とろみがあるが、キレが良い」
 H 「こりゃあいい酒だ!」

 瓶の肩ラベル「平成30年 東北清酒鑑評会 吟醸の部 優等賞受賞タンクよりビン詰め」が燦然と輝く。裏ラベルのスペック表示は「H29BY、アルコール度数16.3%、日本酒度+2、総酸度1.4、アミノ酸度0.9度、精米歩合35%、兵庫県産米『山田錦』100%使用、製造年月1.10」。

 酒名「鯉川」の由来について、日本の日本の名酒事典は「享保10年(1725)創業。酒名は出羽三山の一つ、別名恋の山の名をもつ、湯殿山に源流を発する川の名に由来する」と説明している。また、東日本大震災復興支援プロジェクトのウエブサイト「東北酒蔵街道」は、「鯉川の名前の由来は、信仰の山の一つ湯殿山は女山として知られ、山には男子禁制の子宝の湯があるが、女山は恋の山となり、恋の川から鯉川となった」と説明している。

酒蛙

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