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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4078】山縣 Art Label 純米生原酒 無濾過 2019(やまがた)【山口県】

2019.12.18 18:13
山口県周南市 山縣本店
山口県周南市 山縣本店

【Mうなぎ店にて 全6回の③】

 久しぶりに、Mうなぎ店の暖簾をくぐった。うなぎ店なんだけど、女将さんが選ぶ酒が素晴らしく、そしてご主人がつくる料理が絶品。わたくしの大のお気に入りの店だ。お酒も料理も店任せで、至福のひとときを過ごしている。

「久保田」「上喜元」と飲み進め、女将さんが3番目に持ってきたのは「山縣 Art Label 純米生原酒 無濾過 2019」だった。山縣本店のお酒は、当連載でこれまで、「山縣」「防長鶴」「毛利」を各1種類ずつ取り上げている。さて、今回のお酒をいただいてみる。

 酒蛙「甘旨酸っぱい。やわらか、ふくよかで濃醇」
 S 「甘い。最後にとんがった辛さ。濃い」
 酒蛙「うん。後半は辛いね。程よい果実香」
 K 「酸がありますね。美味しいですね」
 M 「酸味が際立ち、美味しい。甘みと酸がいい。つまみ要らずの酒だ」

 瓶の裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%、原料米 山田錦100%(山口県産)、アルコール分17.5度、製造年月2019.11、日本酒度+4.0、酸度1.5、味わい やや辛口」

 また、今回の酒の瓶の裏ラベルには「コンセプト ワーカーズ セレクション」と題し、以下の文章を掲載している。

「我々はいつから、お酒を『頭で飲む』ようになってしまったのでしょう。本来のお酒の楽しみ方は、その土地の風土や造り手の哲学が1本のボトルに表現されたお酒を、それぞれの飲み手が自らの『感性』でもって楽しむことが一番だと考えます。コンセプト・ワーカーズ・セレクションは、このような『感性に訴えるモノづくり』を一番に開発された商品たちです」

 全国の18酒蔵がこれに参加している。「山縣本店」もその一つで、今回の酒は、このセレクションの商品の一つ。セレクションの商品の裏ラベルには必ず、この口上が掲載されている。山縣本店のお酒では、このほか「山縣 Art Label 純米」(当連載【4017】)も、セレクションの商品だ。

 裏ラベルによると、今回のラベルの書とデザインの担当者は「書家 杉田廣貴、ラべルデザイン 大阪芸術大学短期大学部デザイン美術学科 松本怜奈」。

 酒名・蔵名の「山縣」は、いわずもがなではあるが、蔵元さんの名字である。

酒蛙

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