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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4077】上喜元 百舌鳥 純米吟醸(じょうきげん もず)【山形県】

2019.12.17 22:27
山形県酒田市 酒田酒造
山形県酒田市 酒田酒造

【Mうなぎ店にて 全6回の②】

 久しぶりに、Mうなぎ店の暖簾をくぐった。うなぎ店なんだけど、女将さんが選ぶ酒が素晴らしく、そしてご主人がつくる料理が絶品。わたくしの大のお気に入りの店だ。お酒も料理も店任せで、至福のひとときを過ごしている。

 今回、女将さんが最初に持ってきたのは「久保田 千寿」。続いて持ってきたのは「上喜元 百舌鳥 純米吟醸」だった。「上喜元」は飲む機会が多い酒で、当連載でこれまで、13種類を取り上げている。しっかりした味わいの酒というイメージを持っている。今回のお酒はどうか。ラベルが、かなり斬新でおしゃれだ。いただいてみる。

 酒蛙「上立ち香の果実香がやや華やか。含み香は穏やか」
 M 「旨い!」
 酒蛙「旨い。旨みと酸のバランスがいい。甘みがやや少なく、辛みが立ち、余韻も辛み。キレが非常に良い」

 瓶の裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合55%、アルコール分16度、製造年月19.10」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

「百舌鳥」とは酒にしては極めて珍しい名だ。これについて瓶の裏ラベルは以下のように説明している。「百舌鳥という鳥は、あらゆる鳥の鳴き声を上手く再現できるということから名がついた鳥です。『上喜元 mozu』は、それにちなんで飲んでくださる皆様の感性と様々な料理との相性への架け橋になって欲しいという願いを込めて命名し、醸したお酒です」。う~ん、分からない。相当無理がありそうだ。

 酒名「上喜元」の由来は、「日本の名酒事典」によると「上質な喜びを生む源になるという意味」と説明している。

酒蛙

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