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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4067】秋田誉 秋田美人 純米(あきたほまれ)【秋田県】

2019.12.10 16:52

【秋田市にて 全10回の②】

秋田県由利本荘市 秋田誉酒造
秋田県由利本荘市 秋田誉酒造

 秋田市在住の友人Yと10年ぶりに飲んだ。同業のYと知り合ったのは30年ほど前。以後、Yとわたくしはずっと同じような仕事をしてきた。会議でよく顔を合わせ一緒に飲んだものだった。会社を卒業してもSNSで毎日お互いの投稿をチェックしているので、10年ぶりに会った感覚は全くない。いまの言葉で言えば、SNSのオフ会のようなものだった。

 会った場所は、炉端焼き風の居酒屋。酒の種類が多い店を、というわたくしの希望を受け入れ、Yが選んだものだ。せっかく秋田に来たのだから、秋田県の酒だけを飲むことにした。メニューの上から順番に飲んでいった。トップは「秋田晴 純米」。次いでいただいたのは、メニュー2番目の「秋田誉 秋田美人 純米」だった。「秋田誉」は以前、当連載で普通酒(当連載【2224】)を取り上げたことがある。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 ややジューシーな味わい。香りは抑え気味。すっきり、さっぱりとした口当たりで、序盤~中盤~余韻と辛みが出ている。旨みも適度に出ており、おもわず「旨いっ!」と口に出る。

 瓶のラベルは、この酒を以下のように紹介している。「米と水だけを原料に低温でじっくりと醗酵させたお酒です。米の旨味を存分に生かした爽快な飲み口をお楽しみください」「純米酒(精米歩合65%)と特別純米酒(精米歩合55%)をブレンドしております」

 ラベルのスペック表示は「アルコール分15度以上16度未満、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合65%、製造年月19.9、使用米 秋田県産米100%、使用酵母 秋田No.12/AK-1、お酒のタイプ 辛口、日本酒度+3~+4、酸度1.4~1.5」。使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名および蔵名「秋田誉」の由来について、「日本の名酒事典」は「昭和19年企業合同。酒名は銘醸地秋田を代表する酒に育ってほしいとの願いを込めて命名」と説明している。

酒蛙

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