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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4063】一品 純米大吟醸(いっぴん)【茨城県】

2019.12.8 22:20
茨城県水戸市 吉久保酒造
茨城県水戸市 吉久保酒造

【Z料理店 全6回の④】

 早稲田大学野球部OBと、脳みそが野球データベース化している元同僚、そしてベイスターズファンのわたくし、この3人がZ料理店で飲んだ。3人がカウンターに陣取り、野球にめったやたらと詳しい店主と相対しながら、野球談議をしよう、という試みだ。好きな野球について語り合うのだから、場が盛り上がらないわけがない。4時間も語り続けた。

「鷗樹」「真澄」「一乃谷」と飲み進め、4番目にいただいたのは「一品 純米大吟醸」だった。吉久保酒造のお酒は、当連載でこれまで「一品」4種類、「百歳」3種類、そして「SABA de SHU」の計8種類を取り上げている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 甘旨みがあり、吟醸香がやや華やか。すっきり、さっぱりした飲み口ながら、酸が抑えられているので、まったりとした飲み口にも感じられる。

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「サンフランシスコで開催された国際ワインコンテストにて4570種の中から最高金賞を受賞いたしました。『日本酒』本来の米の旨味と香りをよりはっきりと表現した海外輸出用の純米大吟醸酒です」

 裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合50%、アルコール分16度、2019.10製造」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名「一品」の由来について、ウェブサイト「『日本の名酒』自宅にいながら蔵元巡りの旅」は、以下のように説明している。「創業は寛政二年(1790年)です。創業当時は、屋号を『粟野屋』銘柄は『甕の月』でしたが、明治時代の初期に『天下一品』から『一品』を拝し、現在の代表銘柄となっています」

酒蛙

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