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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4044】凌駕 特別純米 秋だより(りょうが)【新潟県】

2019.11.19 21:46
新潟県十日町市 松乃井酒造場
新潟県十日町市 松乃井酒造場

【TU会例会 全6回の③】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は7人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

「今錦 特別純米 ひやおろし 中川村のたま子」「貴 濃醇 辛口 純米」と飲み進め、3番目にいただいたのは「凌駕 特別純米 秋だより」だった。松乃井酒造場のお酒は当連載ではこれまで5種類を取り上げており、うち4種類は『凌駕』だ。派手さは無いが、甘旨みが出ている酒、というイメージがある。今回の酒の「秋だより」は、「ひやおろし」の意味。「秋だより」の方がよっぽど分かりやすい。「ひやおろし」は一般の方々の理解は難しいとおもう。さて、いただいてみる。

 酒蛙「個性的な『凌駕』DNAがたっぷりある含み香。果実的香りなんだけど、類型的ではない独特な香りなので、果物の例えができない」
 W 「一口目、おいしいですねぇ~♪」
 U 「ちょっと甘いかな。前の『今錦』『貴』に比べ、甘みが出ている」
 酒蛙「うん、同感。やわらかな甘旨みが出ているね。とくに旨みが。酸と辛みは奥にすこし。余韻は苦み」
 W 「お酒らしいお酒だ」
 U 「同感だ。前の『今錦』『貴』に比べると、お酒らしいお酒だ」
 酒蛙「おとなしい、もの静かな味わいの酒だ」

 瓶のラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合55%、アルコール分16度」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 主銘柄「松乃井」の由来について、コトバンクは「明治28年、江戸中期にはじまった酒蔵から分家して創業。『松乃井』は、赤松林の下にあった横井戸からの水を仕込水に使ったことから名づけられた」と説明している。

酒蛙

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