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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4014】二世古 純米吟醸(にせこ)【北海道】

2019.10.20 23:13
北海道虻田郡俱知安町 二世古酒造
北海道虻田郡俱知安町 二世古酒造

【S居酒屋にて 全12回の④】

 年に1~2回飲んでいる5人グループ。もともとTとわたくしは仕事で知り合い、よく2人で飲んでいた。Tの友人が次々に加わり5人のメンバーとなった。場所は、酒の種類が非常に多いS居酒屋だ。キャパも大きい。しかし、キャパの割りには静か。キャパの大きい大衆居酒屋だと酔ってオダを上げる客が多く、隣りの仲間と話すのにも一苦労するほど騒々しい。しかし、ここはオダを上げる客はおらず、全体的に上品な雰囲気。なんてったって、東京・銀座の居酒屋だから。

「初亀 純米大吟醸 亀」「田光 純米吟醸 Malic acid」「西條鶴 純米吟醸 破天荒」と飲み進め、4番目にいただいたのは「二世古 純米吟醸」だった。「二世古」は当連載ではこれまで、「二世古 特別純米 生酒」(当連載【1605】)を取り上げている。

 T 「濃醇なお酒だ」
 D 「フルーティー」
 酒蛙「たしかに果実香あり。バナナ系か。旨み濃厚なお酒だ」
 N 「旨み強いっすね」
 酒蛙「直前に飲んだ『西條鶴』よりメリハリがある。この酒は旨みとフレッシュな酸が出ており、力強い」
 N 「力強いですね! 香りはそんなに無い」
 S 「酸味のあとに辛みが来る」
 酒蛙「そうそう。飲み飽きしない酒なので、食中酒に適している」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「北海道酒造好適米『彗星』を使い、昔ながらの手造りにより、丹精こめて醸した純米吟醸酒です」

 裏ラベルのスペック表示は「製造責任者 蔵元杜氏 水口渉、アルコール分16度、原材料名 米(国産)米麹(国産米)北海道酒造好適米『彗星』100%、精米歩合50%、製造年月30.5」

 使用米の「彗星」(すいせい)は北海道立中央農業試験場が1996年、母「初雫」と父「吟風」を交配。育成と選抜を繰り返して品種を固定。2006年に命名、2006年に種苗法登録された酒造好適米。

 酒名・蔵名の由来となっている「ニセコ」について、ウィキペディアは、以下のように説明している。

「ニセコは、北海道後志総合振興局の岩内郡岩内町、岩内郡共和町、虻田郡倶知安町、虻田郡ニセコ町、磯谷郡蘭越町からなる山岳丘陵地域の総称。この5町のうち、外国人を含む観光客の間で特に人気が高い3町(俱知安町、ニセコ町、蘭越町)が『ニセコ観光圏』と称されることもある」

酒蛙

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