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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4008】防長鶴 純米 ふた夏越したひやおろし 番外編(ぼうちょうつる)【山口県】

2019.10.17 20:32
山口県周南市 山縣本店
山口県周南市 山縣本店

【A居酒屋にて 全11回の⑨】

 酒友オタマジャクシ&ウッチーと美女軍団との飲み会。年に1~2回のペースで飲んでおり、気がついたら、けっこうな歳月を重ねている。

 今回の飲み会会場は、初のA居酒屋。といっても、店主とは旧知だ。店主のNさんとはK居酒屋での店長時代に知り合い、NさんがオーナーとしてP居酒屋を開くとそちらに行き、そして今回、A居酒屋を開くと、こちらに行く、というように、Nさんに付いて回っている。まるで、飼い主と犬のような関係だ。飼い主が引っ越しすれば、従順に新しい家に入る、というように。

「明乃鶴」「曙覧の酒」「月丸」「飛鳥井」「富士の関」という、わたくしたちにとって福井県の初蔵酒5種類を飲んだあと「郷」「極清」「谷泉」に次いで、9番目にいただいたのは「防長鶴 純米 ふた夏越したひやおろし 番外編」だった。

 山縣本店のお酒はこれまで、当連載では「毛利 純米大吟醸 無濾過原酒 生酒」(当連載【2581】)を取り上げたことがある。今回が2回目となる。この酒で驚いたのは「ふた夏越したひやおろし」であること。「ひやおろし」というと、ひと夏越した生詰めのお酒のことをいう。ふた夏を越した酒をひやおろしというんだろうか? ともあれ、「ふた夏越した」なんてこれまで聞いたことがない。珍なるお酒をいただいてみる。

 オタマジャクシ「熟成感あります」
 酒蛙「酸がたっぷり。軽からず、重からず、適度な厚み」
 オタマジャクシ「酸がありますね」
 酒蛙「旨みもある。ふた夏越した旨みなのかな。飲み飽きしないタイプ。食中酒に適している」

 ラベルのスペック表示は「アルコール分15.5度、日本酒度+4、原材料名(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%、原料米 山田錦100%(山口県産)、製造年月2019.8」。

 この蔵の主銘柄は「かほり」「毛利公」。

酒蛙

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