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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4005】郷 山田錦 純米 無濾過生酒(ごう)【福井県】

2019.10.15 22:10
福井県福井市 毛利酒造
福井県福井市 毛利酒造

【A居酒屋にて 全11回の⑥】

 酒友オタマジャクシ&ウッチーと美女軍団との飲み会。年に1~2回のペースで飲んでおり、気がついたら、けっこうな歳月を重ねている。

 今回の飲み会会場は、初のA居酒屋。といっても、店主とは旧知だ。店主のNさんとはK居酒屋での店長時代に知り合い、NさんがオーナーとしてP居酒屋を開くとそちらに行き、そして今回、A居酒屋を開くと、こちらに行く、というように、Nさんに付いて回っている。まるで、飼い主と犬のような関係だ。飼い主が引っ越しすれば、従順に新しい家に入る、というように。

「明乃鶴」「曙覧の酒」「月丸」「飛鳥井」「富士の関」という、わたくしたちにとって福井県の初蔵酒5種類を飲んだあと、6番目にいただいたのは「郷 山田錦 純米 無濾過生酒」だった。

 毛利酒造のお酒は当連載で、「郷 無濾過 純米 ひとかけ」(当連載【1371】)と「紗利 純米大吟醸 五割諸白」(当連載【2780】)の2種類を取り上げている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 美女Mさん「美味しいです。酸もあり」
 美女Oさん「ふわっと鼻に抜けます」
 美女Mさん「キレがある。甘みもあり、バランスが良い。これ、美味しい」
 ウッチー「バランスが良い」
 酒蛙「コメの旨みをよく引き出している。含み香は麹の香りかな? 旨みたっぷりで、酸も良く出ている」
 美女Mさん「これ、美味しい」
 酒蛙「余韻も酸」

 瓶の裏ラベルは、このお酒を以下のように紹介している。「活性炭などを使用する濾過作業を一切行わず直接瓶詰致しました。お酒本来の旨味をお楽しみ下さい」

 裏ラベルのスペック表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、使用酒米 山田錦100%使用、精米歩合60%、アルコール度17度以上18度未満、飲み方:冷やしてお飲みください、製造年月19.5」

 この蔵のメーン銘柄は「越の桂月」。ウェブサイト「日本の酒蔵めぐり」(地酒.COM佐野吾郎さんの酒蔵訪問記)に、興味深い蔵の歴史がレポートされているので、以下に転載する。

「毛利酒造合資会社は昭和13年、毛利淳吉氏によって創業された、比較的歴史の新しい酒蔵です。創業の経緯は変わっています。税務署の職員として働いておられた毛利 淳吉氏が、宿場街であった東郷にて売りに出されている酒蔵の存在を知ります。その蔵の免許等を買取り酒造業に参入。詩人、大町 桂月が好きであったことから『越の桂月』という酒名を命名。現在のその創業酒名を引継ぎ酒造りを行っています」

酒蛙

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