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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【4002】月丸 純米(つきまる)【福井県】

2019.10.13 21:58
福井県福井市 西岡河村酒造
福井県福井市 西岡河村酒造

【A居酒屋にて 全11回の③】

 酒友オタマジャクシ&ウッチーと美女軍団との飲み会。年に1~2回のペースで飲んでおり、気がついたら、けっこうな歳月を重ねている。

 今回の飲み会会場は、初のA居酒屋。といっても、店主とは旧知だ。店主のNさんとはK居酒屋での店長時代に知り合い、NさんがオーナーとしてP居酒屋を開くとそちらに行き、そして今回、A居酒屋を開くと、こちらに行く、というように、Nさんに付いて回っている。まるで、飼い主と犬のような関係だ。飼い主が引っ越しすれば、従順に新しい家に入る、というように。

 さて、わたくしが、全国の全現役蔵の酒を飲むことを目指していることをNさんは知っており、P居酒屋時代から、わたくしにとっての初蔵酒を何種類も飲ませてもらっている。今回も冒頭「今回は福井県の5蔵をご用意いたしました。これで福井県制覇です」と高らかに宣言。「明乃鶴 純米吟醸」「曙覧の酒 純米吟醸」と初蔵酒が続き、3番目の「月丸 純米」もわたくしたちにとって初蔵酒だった。さて、いただいてみる。

 酒蛙「酸と旨みがあり、パワフル。ボリューム感がある」
 オタマジャクシ「最初から、苦みと辛みが来る」
 美女Fさん「クラシカル香味がいらっしゃらない?」
 美女Mさん「クラシカル香味の“いとこ”程度にいらっしゃいます」
 オタマジャクシ「クラシカル香味は、そんなに気にならないけどね。俺、人間丸くなったから」
 酒蛙「最初から酸が出ている。クラシカル香味は100分の1程度にあるけど、気にならない。酸と旨味のほか、辛みと苦みも出ているね」

 ラベルのスペック表示は「原材料名 米・米こうじ、アルコール分15度以上16度未満、原料米60%精米、国産米100%使用、製造年月2019.8」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。

「甘味、酸味を丸みのある味の元にまとめあげた飲み応えのある力強い酒。原料米は、もちろん地元福井県産米。お米の旨みを十分に詰め込んだ純米酒、銘酒【月丸】の中で一番人気のお酒です。飲み方も色々と楽しめ、日頃お酒を良く召し上がる方からそうでない方までどなたにも喜んで頂けるます。
【美味しい召し上がり方】ぬる燗・常温または、少し冷やして」

 酒名「月丸」の由来について、「日本の名酒事典」は「明治2年創業。月のように清らかで丸みのあるきれいな酒になるようにとの願いを込めてつけられた」と説明している。

酒蛙

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