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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3960】日本盛 魚沼産こしひかり 純米(にほんさかり)【兵庫県】

2019.9.14 19:52
兵庫県西宮市 日本盛
兵庫県西宮市 日本盛

 休日の夕方、ふらりと近所のうなぎ屋へ。うなぎはもちろん美味しいのだが、酒がいい。定番酒はありきたりの地酒3種類ほどだが、店主の“隠し酒”が面白い。この場合の面白い、は特段意味のある言葉ではない。わたくしの興味をそそる酒が多い、ということだ。どんなルートで入れているのか興味のあるところだが、あえて聞かないことにしている。

 席につくと、店主がおすすめのお酒を持ってきた。今回は「日本盛 魚沼産こしひかり 純米」。店主いわく「蛙さんが来るというので、蛙さんが飲んだことがないだろう酒を買ってこい、と店員に命じて買わせたんだ。それがこの酒だ」。ううう、店員さんに申し訳ないことをした。しかし、これはわたくしが飲んだことがない酒で、大正解だった。さて、いただいてみる。

 旨酸っぱい味わい。さらり・すっきりとした口当たりで、キレが非常に良く、潔くすぐに消える。これが第一印象だった。酸がかなり立ち、乳酸的な味わいも若干感じる。甘辛では、やや甘口に寄っている。旨みは適度で、くどくなく、軽快で、非常にさっぱりとした口当たり。

 酸が出ており軽快感があるので、飲み飽きすることがない。宴会酒や晩酌酒に適している。しかし、飲み飽きせず、いくらでも飲んでしまう恐れがあるため、ある意味、危険な酒といえる。う~む、酸がいい。大手蔵は、造りが上手だ、とあらためておもう。

 瓶のラベルは、この酒を「飯米の王様『こしひかり』の中でも最高峰『新潟県魚沼産』を100%使用した濃醇やや甘口の純米酒です」と紹介している。やや甘口には同意するが、濃醇というよりは軽快感を覚えた。ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合70%、アルコール分15度以上16度未満」。

 蔵のホームページは、この酒を以下のように紹介している。

「『魚沼産コシヒカリ』を掛米・麹米ともに100%使用し、お米の旨みをしっかり生かした濃醇甘口の純米酒。アルコール度数15度でよりしっかりとした味わいと飲みごたえのある純米酒」。またホームページで公開しているスペックは「アルコール度数 15度以上16度未満、日本酒度-5.0、酸度1.8、アミノ酸度1.0、タイプ やや甘口、おすすめの飲み方 冷やして」

酒蛙

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