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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3955】天仁 特別純米 無濾過 生々(てんじん)【埼玉県】

2019.9.9 17:48
埼玉県児玉郡美里町 横関酒造店
埼玉県児玉郡美里町 横関酒造店

【日本酒研究会月例会 全5回の①】

 異業種間の日本酒研究会。単なる飲み会だが、ちょっと気どって研究会だ。足掛け13年目に突入した超長寿飲み会。毎月開いてきたが、この間、一度も休まず飲んできた。みなさん、なんと研究熱心なことか。今回は5人での月例会となった。

 店主が最初に持ってきたのは「天仁 特別純米 無濾過 生々」だった。見るのも聞くのも初めてのお酒。わたくしたちにとっての初蔵酒だった。7-8年前、当会メンバーのJが「日本全蔵の酒を飲もう」と大胆提案。これに店主が賛同、飲み会のたびにわたくしたちにとっての初蔵酒を出してくれる。飲んだ現役蔵(委託醸造は除く)が1150蔵に達しているが、なかなか探しにくくなっている。こんなときの初蔵酒はうれしい。感謝感激だ。では、いただいてみる。

 酒蛙「旨みと酸が良く出ている」
 Y 「美味しい。鼻に抜ける感じがいい」
 H 「その通り。なんとなくいい感じ」
 酒蛙「初めての蔵の酒なので心配したけど、クセが無くて美味しい。香りは抑え気味」
 K 「飲みやすい」
 酒蛙「やわらか、ふくよか、まろやか。果実香あり、酸味ありで、ジューシー」
 Y 「そんなには酸っぱくないよ」
 S 「イケる、イケる。美味しい、美味しい」
 酒蛙「味がしっかりしており、実に旨い」
 Y 「旨みがある」
 S 「大正解のお酒だね」
 酒蛙「いやはや、レベルが高い。この蔵を知らなかった不明を恥じる」

 初めての蔵のお酒だったが、全員から大好評のお酒だった。最初から美味しい酒に巡り会うと、話がはずむ。いつにも増してにぎやかな幕開けとなった。

 瓶の表ラベルの表示は「アルコール分15度、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合60%、製造年月1.8」、裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合60%、日本酒度+1、酸度1.8、アルコール分15度」。重複する部分が多いが、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 蔵のホームページはこの酒を「米・米こうじ・水だけで造ったスッキリとしたお酒。冷温がお薦め」と紹介している。

 同ホームページは「明治13年創業、埼玉県でいちばん小さな地酒酒蔵です」と強調。また、酒名「天仁」の由来について「
当社代表銘柄の『天仁(てんじん)』は、脇を流れる天神川から命名しました」と説明している。

酒蛙

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