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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3941】晴菊 特別純米(はれぎく)【埼玉県】

2019.8.30 18:13
埼玉県羽生市 東亜酒造
埼玉県羽生市 東亜酒造

【日本酒研究会月例会 全6回の①】

 異業種間の日本酒研究会。単なる飲み会だが、ちょっと気どって研究会だ。足掛け13年目に突入した超長寿飲み会。M居酒屋で毎月開いてきたが、この間、一度も休まず飲んできた。みなさん、なんと研究熱心なことか。今回は5人での月例会となった。

 店主が最初に持ってきたのは「晴菊 特別純米」だった。持ってくるとき店主が「きょうは、みなさんに、埼玉県の初蔵酒を2種類お出しします」と高らかに宣言。一同、「お~~~っ、素晴らしい」と歓喜の拍手。以前、メンバーのJが、日本の全現役蔵の酒を飲もうじゃないか、と提案。これに店主が賛同、わたくしたちが飲んだことのない蔵の酒をあちこちから探して出してくれているのだ。ありがたい。感謝感激だ。さて、聞くのも見るのも初めてのお酒をいただいてみる。

 酒蛙「酸が立っている。香りは控えめ」
 F 「酸っぱいね」
 Y 「酸っぱい。初蔵酒ということで、昭和レトロ的熟成感的クラシカル香味を警戒してたけど、その香味無いね♪」
 酒蛙「旨みがややすくなく、さっぱりとした飲み口のお酒だ」
 F 「酸が出ている分、すっきりしたお酒になっている」
 酒蛙「余韻の辛みが鋭い。余韻にすこし渋みが混じる。最初、酸をクリアに感じたが、飲み進めていたら、あまり目立たなくなってきた」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「埼玉県羽生で生まれたこのお酒は、酒造好適米を60%まで磨き上げ豊かな水と地元埼玉県産の『彩の国の酵母』で長期低温発酵させ、香りを引き出した特別純米酒です。純米酒ならではの奥深い味わいと、ほど良いキレをお楽しみください」

 蔵のホームページは、この酒をさらに以下のように紹介している。

「芳醇な香りとすっきりとした味わい」「第86回(2015年)関東信越国税局酒類鑑評会 優秀賞受賞、全国燗酒コンテスト2016、2017 ぬる燗部門 2年連続金賞受賞、ワイングラスでおいしい日本酒アワード2017 メイン部門 金賞受賞、彩の国優良ブランド品、羽生市観光協会推奨品に認定されております」

 裏ラベルの表示は以下の通り。「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、アルコール分15度以上16度未満、日本酒度+1、酸度1.7、精米歩合60%、味のタイプ やや辛口、濃淡度 普通、製造年月19.5」。使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名「晴菊」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。「『晴菊』は、東亜酒造の前身である、肥土酒造本家(秩父市吉田町)16代目当主肥土晴三郎の地元への貢献、功績を称え、名前の頭文字と好んでいた大輪の菊に因んでつけられました」

酒蛙

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