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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3919】鸞 大吟醸(らん)【愛知県】

2019.8.17 22:05
愛知県名古屋市 盛田
愛知県名古屋市 盛田

【タケちゃん夫妻と 全3回の①】

 約100km離れた街から友人のタケちゃん夫妻が遊びにきた。いわく、わたくしがなじみにしている「うなぎ屋」で、わたくしがそうしているように、酒を飲みたいのだ、という。

 お安いごようだ。さっそく予約の電話を入れる。肝焼きも4本予約する。この店では、肝焼きは当日に注文しても売り切れの場合が多いのだ。だから、傾向と対策として予約、だ。

 酒は、店主お任せだ。どこで入手するのかは謎に包まれているが、意外性のある酒を目の前に出してくれ、わたくしを驚かせる。今回、冷蔵庫から出してきたのが「鸞 大吟醸」だった。見たことがない酒だ。ラベルを見たら、製造元は「盛田」だった。この蔵は主銘柄「ねのひ」で超有名だ。

 しかし、当連載ではなぜか飲む機会が少なく、「盛田 純米吟醸 無濾過」(当連載【3127】)1種類だけを取り上げている。今回の酒はどうか。

 タケちゃん「濃い。大吟醸のわりには、普通の日本酒っぽい」
 酒蛙「甘い。濃醇。ふくよか、やわらかな口当たりで、とろみあり。エンディングに軽い苦みあり。全体的に酸はあまり感じられない。吟醸香が適度に立っているとともに、どこか昭和的なクラシカル香味も感じられる」

 瓶のラベルの表示は「小鈴谷蔵謹製、杜氏 濱嶋安伸、製造年月19.03、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール、精米歩合50%、アルコール分15度以上16度未満」

 酒名「鸞」の由来についてアマゾンのサイトは以下のように説明している。

「伝説の鳥『鸞(らん)』を商品名に使用しました。優れているという意味もあり、18年~26年 9年連続金賞受賞中の杜氏により醸された、自信の品質をあらわしています。また字画の多い漢字でもあり、手間暇かけて造った酒に相応しい字であるという意味も込められています」。画数が多い感じで手間暇を感じさせる、というのが笑える。

酒蛙

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