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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3902】鍋島 純米吟醸 山田錦 生酒 パープルラベル(なべしま)【佐賀県】

2019.8.7 15:26
佐賀県鹿島市 富久千代酒造
佐賀県鹿島市 富久千代酒造

【TU会例会 全6回の①】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は8人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

 いつもなら、店主が、わたくしたちが飲んだことがない蔵のお酒を取り寄せてくれ、それらをまず飲むのだが、今回は初蔵酒を探せなかった、とのことで、トップバッターはおなじみの「鍋島 純米吟醸 山田錦 生酒 パープルラベル」。「鍋島」は飲む機会が非常に多い酒で、今回の酒を含め、当連載で19種類を取り上げている。今回の酒は、以前に飲んだ「鍋島 純米吟醸 山田錦 パープルラベル」(当連載【3098】)の生酒バージョンだ。では、いただいてみる。

 SA「おおおっ、『鍋島』だあああ! 美味しい。甘みが来るね」
 W 「飲みやすい。美味しい」
 SU「美味しい。上品なお酒だ」
 酒蛙「甘旨酸っぱい。果実香適度でジューシー。ふくよか。厚みがあるね。押し付け的な美味しさではなく、穏やかな美味しさ」
 TU「甘い。美味しいとしか言えない。みんなのコメント、『美味しい』で同じだね(笑)」
 酒蛙「ふくよか、濃醇。旨みたっぷり。まとまり良く上品。余韻はすこしの辛み」
 KI「さすが『鍋島』だね」
 KI、KT「濃厚な甘みの中にあって、最後に辛みが残る」
 酒蛙「うん、最後は辛みと苦み。一頭地を抜いたような旨さだ。これは旨い!」

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、アルコール分16度、使用米 山田錦100%、精米歩合50%、製造年月2019.05」。

 蔵名「富久千代」の由来の由来について、蔵のホームページは、「当初の社名は『盛寿』でしたが、戦時中の企業整備と戦後の復興を機に“千代に栄えて福きたる”という願いを込めて『富久千代』と改称しました」と説明している。

 また、酒名「鍋島」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。

「(前略)1997(平成9)年4月、目標とする酒はできたのですが、肝心の銘柄を決められないでいました。(中略)新しい銘柄は、一般公募で決めることになり、地元の佐賀新聞社様に記事(平成9年10月17日)として取り上げていただきました。(中略)寄せられた150に及ぶ候補の中から、コンセプトの『佐賀を代表する地酒を目指して』にふさわしい名前として、『鍋島』を選ばせていただきました。江戸時代、約300年にわたって佐賀藩を統治した鍋島家にちなんだもので、『鍋島』の商標使用にあたっては、財団法人鍋島報效会を通じて鍋島末裔の方に快く了承していただきました。1998(平成10)年4月、構想から三年を経て、ついに『鍋島』デビュー。(後略)」

酒蛙

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