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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3879】花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦(はなあび)【埼玉県】

2019.7.26 18:11
埼玉県羽生市 南陽醸造
埼玉県羽生市 南陽醸造

【B居酒屋にて 全4回の④完】

 当連載「日本酒津々浦々」は、原則として同じ酒を2回載せることはしていない。ごく例外的に2回載せたものが1~2種類ある程度だ。このため、常に飲んだことがない酒を求めている。このB居酒屋は、わたくしが飲んだことがない酒が冷蔵庫に入っていることが多いので、必然的にしばしば“取材”に訪れることになる。

「武州藤の花 手づくり純米 特撰」「澤屋まつもと 生 守破離 山田錦 うすにごり」「紀土 純米吟醸 春ノ薫風 生酒」と飲み進め、最後4番目にいただいたのは「花陽浴 純米吟醸 無濾過生原酒 山田錦」だった。

「花陽浴」は飲む機会が多い酒で、今回の酒を含めこれまで、当連載で11種類を取り上げている。このうちB居酒屋では4種類飲んでいる。甘旨酸っぱい濃醇酒、という強いイメージを持っている。今回のお酒はどうか。店のフロアの女性らといただいてみる。

 N子「想像以上に甘い」
 Y子「甘い。おいしい。濃い。女子におすすめのお酒だ」
 N子「うん、女子にはウケるね」
 K子「こういうのが好き」
 酒蛙「トロピカルな甘旨酸っぱいお酒。甘旨酸がよく出ている。果実的フルーティー&ジューシー。甘みは飴を煮詰めたようなイメージ。しかし、酸が効いており、くどくはならない。微発砲が舌先をチリチリ刺激する。甘いラムネという味わい。余韻は軽い苦み。あまり厚くなく、『花陽浴』にしては軽快感がある。キレ良し。これ、飲みやすいね」

 瓶のラベルの表示は「アルコール分16度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合55%、山田錦100%使用、製造年月31.3」。

 酒名「花陽浴」の由来について、蔵のホームページは以前、以下のように説明していた。「花陽浴(はなあび)とは? 太陽の陽ざしをたくさん浴びて大輪の花を咲かそう! 飲む人も造る人も、みんなの花が咲きますように!」

酒蛙

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