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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3855】鳩正宗 純米吟醸 山田錦(はとまさむね)【青森県】

2019.7.5 16:00
青森県十和田市 鳩正宗
青森県十和田市 鳩正宗

【B居酒屋にて 全6回の④】

 当連載「日本酒津々浦々」は、原則として同じ酒を2回載せることはしていない。ごく例外的に2回載せたものが1~2種類ある程度だ。このため、常に飲んだことがない酒を求めている。このB居酒屋は、わたくしが飲んだことがない酒が冷蔵庫に入っていることが多いので、必然的にしばしば“取材”に訪れることになる。

「貴 山廃純米 雄町 2015」「開運 無濾過生酒 純米 赤磐雄町」「くどき上手 亀仙人 純米大吟醸 亀の尾 生詰」と飲み進め、4番目にいただいたのは「鳩正宗 純米吟醸 山田錦」だった。

 この蔵の酒は飲む機会が多く、当連載でこれまで6銘柄15種類を取り上げている。中でも「稲生」は7種類を取り上げている。静かな、落ち着き感のある酒質、というイメージを持っている。この酒はどうか。いただいてみる。

 吟醸香華やか、フルーティー&ジューシー。甘旨酸っぱくて、辛みが強い。やわらかな酒質。軽からず重からずの飲み口だが、やや軽めにシフトしている。直前に飲んだ「くどき上手 亀仙人 純米大吟醸 亀の尾 生詰」が、味の強い酒だったため、舌がその残像をひきずり、やや軽めにシフトしている、と感じたのかもしれない。先に「鳩正宗」を飲んでいれば、もっと厚みを感じたのかもしれない。

 裏ラベルの表示は「アルコール分15度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合50%、原料米 山田錦(兵庫県産100%)、製造年月18.09」。

 蔵名および主銘柄名「鳩正宗」の由来について、コトバンクは「酒名は、かつて白鳩が蔵元の神棚に棲みついたことに由来」と説明している。

酒蛙

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