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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3851】みむろ杉 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒(みむろすぎ)【奈良県】

2019.7.2 22:24
奈良県桜井市 今西酒造
奈良県桜井市 今西酒造

【TU会 全6回の⑥完】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は6人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

「清龍 蔵出し 純米」「大手門 純米 上撰」「雨後の月 ugo no tsuki 純米」「鳳凰美田 純米吟醸 無濾過本生」「宮泉 純米 火入」と飲み進め、最後6番目にいただいたのは「みむろ杉 純米吟醸 山田錦 無濾過生原酒」だった。

 今西酒造の酒はこれまで、当連載で「みむろ杉」を5種類、「三諸杉」を1種類、「今西」を3種類を取り上げている。菩提酛で醸した酒、という印象が非常に強い。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「おおおっ、旨いっ! フレッシュ。酸がいい。サイダーを思わせる味わいで実にジューシー」
 KI「こりゃ、旨いや」
 TU「美味しい。酸味、辛み、甘み」
 KT「この酒のキレが好き」
 TU「今日一番の酒。昆布と合わせると美味しい」
 酒蛙「甘旨酸っぱくて、やや濃醇に感じるが、非常にきれい感があり、軽快感もある」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「酒の神が鎮まる地 奈良・三輪で350有余年醸す酒『みむろ杉』 仕込み水は蔵内井戸から湧き出る御神体『三輪山』の伏流水、米は山田錦を100%使用。低温長期発酵をさせ、山田錦が秘めるふくらみある甘味と旨みに留意し、醸した純米吟醸酒の無濾過生原酒」

 蔵のホームページは「酒造り発祥の地『奈良・三輪』」と題し、以下の文を掲載している。

「酒造りは三輪の地が発祥だといわれています。酒造りを話す上で欠かせない場所がここ三輪にある大神神社です。 大神神社は日本最古の神社で、本殿を持たず、三輪山をご神体として祀っている神社です。三輪山は古来から『三諸山(みむろやま)』と呼ばれ、『うま酒みむろの山』と称されるは『みむろ(実醪)』すなわち『酒のもと』の意味で、 酒の神様としての信仰からの呼び名でりあります。そのため毎年11月14日は大神神社に全国中から蔵元・杜氏が集まり『醸造祈願祭』が行われます。境内では振舞酒も行われ、醸造家とともに多くの参拝客・観光客でにぎわい、また醸造祈願祭の後には全国の酒蔵へと杉玉が配られていきます」

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、原料米 山田錦100%、精米歩合60%、アルコール分16度、製造年月2019.1」。

 酒名「三諸杉」(みむろすぎ)の名の由来について、コトバンクは「酒名は、三輪山の別称『三諸』と、酒の神を祀る大神(おおみわ)神社の御神木「杉」を合わせて命名」と説明している。

酒蛙

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