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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3850】宮泉 純米 火入(みやいずみ)【福島県】

2019.7.1 23:10
福島県会津若松市 宮泉銘醸
福島県会津若松市 宮泉銘醸

【TU会 全6回の⑤】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は6人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

「清龍 蔵出し 純米」「大手門 純米 上撰」「雨後の月 ugo no tsuki 純米」「鳳凰美田 純米吟醸 無濾過本生」と飲み進め、5番目にいただいたのは「宮泉 純米 火入」だった。

 宮泉酒造の「写楽」は全国向け、「宮泉」は地元向けのブランドと言われているが、その割に「宮泉」はあちこちで飲む機会があり、当連載では今回の酒を含め9種類を取り上げている。モダンタイプのしっかりした味わいの酒、という好感を持っている。今回の酒はどうか。いただいてみる。

 KI「これは美味しい」

 TU「美味しい」

 KT「押し味がちょっとある」

 酒蛙「たしかに押し味あり。果実香適度。酸と苦みが立っている。わたくしの好きなセメダイン香(ベンゼン環芳香族の芳香)がいっぱい出ている。酸とセメダイン香で、さわやかな味わいとなっている。キレも非常に良い。いいね」

 KI「本当に美味しい」

 TU「これ、美味しい」

 酒蛙「酸と苦みのほか、飲み進めていくと旨みと甘みも出て、非常にジューシー。比較的しっかりした味わいだが、酸がさわやかなので飲み飽きしない。まとまっているね。旨い」

 蔵のホームページはこの酒を「口に含んだ時に旨みと酸味がバランス良く広がり、きりっとしたキレのある後味で、米の味わいを楽しめる純米酒です」と紹介している。

 瓶の裏ラベルの表示は「アルコール分16度、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合60%、製造年月31.4」。

 酒名および蔵名「宮泉」の由来について、コトバンクは、以下のように説明している。「酒名は、中国・唐時代の皇帝の離宮『九成宮』に湧き出た泉と、自家井戸水が灘の名水『宮水』に近い水質を示すことから命名」

酒蛙

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