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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3847】大手門 純米 上撰(おおてもん)【埼玉県】

2019.6.28 10:34
埼玉県さいたま市 鈴木酒造
埼玉県さいたま市 鈴木酒造

【TU会 全6回の②】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は6人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

 お酒を持ってくるとき、店主が「本日の初蔵は埼玉県の2蔵でございます」と高らかに宣言。みんな「お~~~~っ!」と喜ぶ。わたくしは、それまで飲んだことがない蔵の酒を飲むことに生きがいを感じており、店主がこれに共鳴、全国各地から未飲蔵のお酒を探して、わたくしたちの前に出してくれるのだ。ありがたい。感謝感激だ。

 初蔵酒のうちまず「清龍 蔵出し 純米」をいただき、次に、これも初蔵酒の「大手門 純米 上撰」をいただく。

 酒蛙「わずかに、昭和レトロ感的熟成感的クラシカル香味がいる」
 KI「さっぱり系のお酒かな」
 酒蛙「はい、そうです。淡麗系ですね」
 S 「口当たりが良いお酒だ」
 酒蛙「酸が非常に立っている。旨みは適度」
 KT「キレがある」
 KI「そうそう。あっさり系だね」
 酒蛙「余韻は苦み」
 TU「あっさりですね」
 酒蛙「酸がいいね」

 瓶の裏ラベルは、「特徴」と題し、この酒を以下のように紹介している。「酒造特撰の米を丹念に磨き上げ、杜氏が昔ながらの手作りでじっくり醸した吟醸造りの純米酒です。淡麗にして米のうまみを生かしたキレのよい純米酒です」。また、裏ラベルは、酒のタイプを「やや辛口」「軽快でなめらかなタイプ」「コクのあるタイプ」としている。

 蔵のホームページはこの酒を「やわらかな香りとのどごしのよいふくよかな味わい」と紹介している。

 裏ラベルの表示は「アルコール分15度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%、製造年月31.4」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だが、蔵のホームページは「美山錦」と開示している。

 酒名「大手門」の由来について、サイト「全国のおすすめ地酒特集」は、以下のように説明している。

「当時(江戸時代)の岩槻は岩槻藩5万5千石の城下町でありそして尚且つ日光御成街道の宿場町でもあったので、多くの酒造や蔵元も有ったのです。そんな鈴木酒造は昔の面影を残していますし、酒名の『大手門』も其の名に因んだものです」。お城には必ず大手門がある。酒名は、それにちなんだとのことだ。

 ラベル絵もお城の風情。絵の下には「いわつき八景 季節の頃 春」との説明がある。

酒蛙

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