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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3846】清龍 蔵出し 純米(せいりゅう)【埼玉県】

2019.6.28 10:15
埼玉県蓮田市 清龍酒造
埼玉県蓮田市 清龍酒造

【TU会 全6回の①】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は6人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

 お酒を持ってくるとき、店主が「本日の初蔵は埼玉県の2蔵でございます」と高らかに宣言。みんな「お~~~~っ!」と喜ぶ。わたくしは、それまで飲んだことがない蔵の酒を飲むことに生きがいを感じており、店主がこれに共鳴、全国各地から未飲蔵のお酒を探して、わたくしたちの前に出してくれるのだ。ありがたい。感謝感激だ。

 まず初蔵酒のうち「清龍 蔵出し 純米」から。わたくしは見るのも聞くのも初めてだが、ヨネちゃんは「これ、知っているよぉ~。俺、埼玉支店にいたとき知ったんだよぉ~」と言う。さて、いただいてみる。

 酒蛙「昭和レトロ感的熟成感的クラシカル香味がいる」
 S 「懐かしい味だ」
 TU「カラメルみたいな味だ」
 KI「昔は、このような酒がいっぱいあったなあ」(遠くを見る目で懐かしそうに言う)
 酒蛙「甘みと、辛みと、クラシカル香味があり、酒質は分厚くて骨太」
 TU「甘みが出ていますね」
 KT「こりゃまた、ワイルドな辛口酒だ」
 KI「いわゆるお酒だよ」
 酒蛙「ソースかつと合わせたら、ブドウジュースみたいな味わいになる。酸がたっぷりある酒だ」
 TU「温めると、辛みが増す」

 蔵のホームページはこの酒を「厳選されたお米を使用して造られた、コクのあるやわらかな味。冷や・常温・お燗と幅広く楽しめる、飲みあきしない、やや辛口の純米酒」と紹介している。

 ラベルの表示は「アルコール分15度以上16度未満、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合60%、製造年月31.04」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

「清龍酒造」は慶応元年(1865)創業。蔵のホームページによると、創業まもなくから、大黒天を守護神としているとのこと。水害のとき、大黒天が行方不明になったが2年後、古井戸から見つかったという。以来、「清龍」の守護神として手厚く祀られ、今では祠を設けて清龍祠堂として祭祀されている、という。

酒蛙

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