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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3845】明鏡止水 垂氷 甕口生原酒 山田錦(めいきょうしすい たるひ)【長野県】

2019.6.27 17:35
長野県佐久市 大澤酒造
長野県佐久市 大澤酒造

【日本酒研究会月例会 全6回の⑥完】

 異業種間の日本酒研究会。単なる飲み会だが、ちょっと気どって研究会だ。足掛け13年目に突入した超長寿飲み会。M居酒屋で毎月開いてきたが、この間、一度も休まず飲んできた。みなさん、なんと研究熱心なことか。今回は仕事で参加できないメンバーが多く、3人での月例会スタートとなった。途中から1人参加し、最終的には4人でも月例会となった。

「太平人 純米酒」「青天の霹靂 桃川 大吟醸純米」「愛宕の桜 純米大吟醸」「醸侍 大吟醸」「天狗舞 特別純米」と飲み進め、最後6番目にいただいたのは「明鏡止水 垂氷 甕口生原酒 山田錦」だった。

「明鏡止水」は飲む機会が多いお酒で、今回の酒を含め、当連載で20種類を取り上げている。このうち、このM居酒屋で飲んだのが12種類。店主は「明鏡止水」が好きなのだ。かく言うわたくしも、派手さは無いが、落ち着き感のある「明鏡止水」が好きだ。どころなく安心感というか、心の安らぎを感じるからだ。さて、今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「旨いっ! セメダイン香(ベンゼン環芳香族系の芳香)似バナナ香似の香り」
 H 「喉にピリッと来ていいね」
 酒蛙「甘旨酸っぱくて、余韻は苦みと辛み。厚みは中庸。味にクリア感、シャープ感があり、メリハリがあり、それでいて、旨みがしっかりあり、チャーミングな酸があり、と素晴らしい。これは感動ものだ。旨いっ!

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「垂氷(つらら)ができる厳寒期に醸し上げました。米の旨味とキレを兼ねそろえた純米酒です。しぼりたてそのままの甕口原酒のため、オリが絡んでおります」

 裏ラベルの表示は「アルコール分17度以上18度未満、原材料 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合 麹米60% 掛米65%(山田錦100%)、日本酒度+5、酸度1.8、製造年月2019.03(瓶詰月)、蔵出荷月2019.03」。

 酒名「明鏡止水」の由来について、コトバンクは「酒名は、澄みきって乱れがない心の状態を表す成句で、これに目指す酒質を重ねて命名」と説明している。

酒蛙

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