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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3843】醸侍 大吟醸(じょうじ)【福島県】

2019.6.27 16:58
福島県二本松市 奥の松酒造
福島県二本松市 奥の松酒造

【日本酒研究会月例会 全6回の④】

 異業種間の日本酒研究会。単なる飲み会だが、ちょっと気どって研究会だ。足掛け13年目に突入した超長寿飲み会。M居酒屋で毎月開いてきたが、この間、一度も休まず飲んできた。みなさん、なんと研究熱心なことか。今回は仕事で参加できないメンバーが多く、3人での月例会スタートとなった。途中から1人参加し、最終的には4人でも月例会となった。

「太平人 純米酒」「青天の霹靂 桃川 大吟醸純米」「愛宕の桜 純米大吟醸」と飲み進め、4番目にいただいたのは「醸侍 大吟醸」だった。この蔵のお酒は、今回の酒を含め「奥の松」2種類、「醸侍」2種類を当連載で取り上げている。さて、いただいてみる。

 酒蛙「淡麗寄りの酒質だが、甘旨酸っぱくて、旨みの存在感がある」
 Y 「わーっ、これ旨い!」
 H 「大変いいね」
 酒蛙「甘・旨・酸の味の中で、『旨』を一番感じる。余韻は苦み。吟醸香がけっこう華やか」
 H 「これ、いいんじゃないの!」
 酒蛙「吟醸香がかぐわしく、上品感がある。キレが良い」

 瓶の裏ラベルは、蔵の歴史を以下のように紹介している。

「創業三百年を誇る東北の老舗蔵『奥の松酒造』の当主である遊佐家は、奥州二本松氏に仕える侍でした。戦に敗れたことにより、侍から醸造家へと転身した歴史があります。『醸侍』は正にその侍の末裔である十九代当主・遊佐丈治がプロデュースした酒です。初代の意志を受け継ぎ『伝統の技と最新技術の融合による最良の酒造り』を目指して醸した日本酒『醸侍』をご堪能ください」

 酒名「醸侍」は、現蔵元さんの名前と、家の歴史を重ね合わせたものだった。

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール、精米歩合50%、アルコール分17度、日本酒度+4.5、酸度1.3、製造年月18.11」。

 主銘柄「奥の松」の由来について、コトバンクは「酒名は、蔵元に代々伝わる住居判『奥州二本松』から『奥』と『松』をとり命名」と説明している。

酒蛙

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