メニュー 閉じる メニュー
文化

文化

日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3824】川鶴 特別純米 生原酒(かわつる)【香川県】

2019.6.5 23:23
香川県観音寺市 川鶴酒造
香川県観音寺市 川鶴酒造

【S居酒屋にて 全9回の④】

 飲み仲間のK、Tと久しぶりに飲む。これにわたくしの同僚Wが加わる。場所は、何回かお邪魔し、気に入っているS居酒屋。日本酒約200種類を常備しているので、とても勉強になる。フロアを仕切るSさんは博識で、分からないことを聞くと、即答してくれ、これまた勉強になる。

 Sさんが「花見ロ万 純米吟醸 低アルコール一回火入れ」「新政 涅槃龜 96%低精米酒 生酒」「天寶一 華風車 こいおまち 純米」に続いて4番目にもってきたのは「川鶴 特別純米 生原酒」だった。「川鶴」は飲む機会がけっこうある酒で、当連載では今回の酒を含め9種類を取り上げている。しっかりとした味わいの酒、というイメージを持っている。今回の酒はどうか。いただいてみる。

 T 「甘くて、フルーティー」

 K 「甘っ!」

 酒蛙「甘みがあるけど、辛みもある。甘みは、旨みを伴う。果実をおもわせる吟醸香が華やか」

 K 「後味が辛いね」

 酒蛙「すこしとろみ感があり、濃醇。濃醇だけどキレが良い」

 K 「濃いっすよね」

 酒蛙「濃い甘辛酒だ。けっこう厚みのある甘みだが、さわやかな酸が出ているので、くどさは感じられない」

 T 「これ、好きです」

 K 「飲みやすい」

 W 「甘いですね」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「季節限定蔵出しの特別純米酒しぼりたて生原酒。幅があり、ふくらみのある旨みが広がりキレのある喉ごしが特徴です。フルーティーな吟醸香とフレッシュで抑揚のある旨みをお楽しみください」

 裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合 麹米50%掛米50%、アルコール分17度、製造年月2019.1」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名および蔵名「川鶴」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。「蔵の裏に流れる清らかで豊富な水を湛える清流“財田川”に鶴が舞い降りたことから初代蔵元が酒名を川鶴と命名しました」

酒蛙

関連記事 一覧へ