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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3810】灘菊 本醸造 無ろ過生酒(なだぎく)【兵庫県】

2019.5.19 23:48
兵庫県姫路市 灘菊酒造
兵庫県姫路市 灘菊酒造

【F居酒屋にて 全12回の①】

 飲み仲間4人で、F居酒屋に出掛けた。店主は以前、TT居酒屋の店長だったが、独立し新たにF居酒屋を開いた。店の面積はかなり狭くなったが、それでも店長からオーナーになったので、店主には、晴れがましさがうかがえる。店主がすこしまぶしく見える。ともあれ、おめでたいことだ。客としても、うれしい限りだ。これからも応援していこう、とおもう。

 さて、トップバッターのお酒として選んだのは「灘菊 本醸造 無ろ過生酒」だった。「灘菊」は以前、当連載で「灘菊 本醸造 原酒」(当連載【2487】)をいただいたことがある。店主は基本的に純米酒以上のお酒を置いているので、本醸造は珍しいなあとおもい「灘菊 本醸造 無ろ過生酒」を選んだ。しかし、本醸造といっても、「無ろ過生酒」なんだから、十分訳ありこだわり酒だ。さて、いただいてみる。

 酒蛙「旨い」

 T、K、W「美味しい」

 酒蛙「香り控えめ。軽快感があり、旨みと酸がきれいに出ている」

 T 「くせが無い」

 酒蛙「うん、無い無い」

 W 「後から甘みがくる」

 K 「それなりに重みもある」

 酒蛙「うん、軽快・淡麗なだけでなく、ナニガシカの力強さもある」

 K 「後半、重みを感じてくる」

 酒蛙「旨みと酸のほか、甘みも感じられる。余韻は軽い苦み。軽快だけど味幅がある。けっこういいね。本醸造であることを感じさせない」

 瓶のラベルの表示は「アルコール分15度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)醸造アルコール、原料米 五百万石79% 山田錦21%、精米歩合70%、製造年月19.01」。本醸造なのに、原料米の品種名を表示しているなど、やっぱり、十分訳ありこだわり酒だ。本醸造で五百万石と山田錦を使うなんてハンパじゃない。

 酒名と蔵名の由来について、蔵のホームページは「社名の『灘菊』は、姫路の前に広がる海 ‘播磨灘’ の『灘』と花の『菊』を合わせたものが由来となります」と説明している。

酒蛙

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