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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3805】超 王祿 純米 春季限定 ☆☆☆ 無濾過生原酒(おうろく)【島根県】

2019.5.13 23:38
島根県東出雲町 王祿酒造
島根県東出雲町 王祿酒造

【B居酒屋にて 全3回の①】

 ウイークデーの夕方。会社から帰宅後、ふらりとB居酒屋へ。この店は、冷蔵庫に入れている酒の種類数が多い。しかも、時々、入れ替えもしている。だから月に1回、暖簾をくぐることにしている。新しい酒を知ることができ勉強になるし、当連載の取材にもなる。

 最初に選んだのは「超 王祿 純米 春季限定 ☆☆☆ 無濾過生原酒」だった。王祿酒造の酒は飲む機会が多く、これまで当連載では「超王祿」を4種類、「王祿」を4種類、「丈径」を3種類、「渓」を1種類取り上げている。

「超王祿は1本の仕込みタンクから5種類の酒を取り分けている。☆の数が多いほど、取れる量が少なく希少な酒。中取り☆☆☆☆☆、直汲☆☆☆☆、原酒限定(春季限定出荷を含む)、生詰☆☆、本生★。今回、「☆☆☆」を飲んだので、すべての種類を飲んだことになる。さて、いただいてみる。

「これは旨い!」。おもわず口に出た。濃醇で旨みたっぷり。とろみがある。酸も立ち、旨酸の濃醇酒。実に太くて力強い。それでいてキレが良い。菌類的古本屋的ばあちゃんのタンス的香味が非常によく出ている。余韻は苦み。実に旨い。

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米 富山県産五百万石100% 米麹 富山県産五百万石100%、精米歩合60%、アルコール分17.5%、日本酒度+9.7、酸度2.5、杜氏名 石原丈径、仕込み水 自然湧水 通称“黄金井戸”、H30BY 仕込み第06号 限定300本、製造年月H31.2」。 

 酒名と蔵名の由来について、コトバンクは、以下のように説明している。「酒名は、『酒は天の美禄』との中国のことわざに由来。美禄の中でも王者の風格を持つ酒でありたいとの願いを込めて命名」

酒蛙

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