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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3788】月山 月雪 純米吟醸 冬ひや酒(がっさん つきゆき)【島根県】

2019.4.26 17:19
島根県安来市 吉田酒造
島根県安来市 吉田酒造

【B会 全6回の②】

 それぞれ個別に飲んだことはあるが、4人が同席して飲んだことはない。あるとき、4人がパーティーで一緒になったとき、「いちど4人で飲もう」と意気投合した。そして開いたのが2年前。楽しい飲み会で、2カ月に1回開くことにし、最近は毎月飲んでいる。

 トップバッター「喜量能」に続いて選んだのは「月山 月雪 純米吟醸 冬ひや酒」だった。島根県の「月山」は、今回の酒を含め、当連載で6種類を取り上げている。

 今回の酒は、瓶の首に「Silky Snow Time 冬ひや酒」というラベルが貼られている。 シルキースノータイムは、東京都板橋区の大手地酒専門卸の太田商店のPB商品。「しぼりたて」と違い、粉雪のようななめらかな口当たりが特長で、市場の定着化を図る、がコンセプト。呼びかけに応じた各地の蔵と提携、各蔵の同シリーズの商品には、肩ラベルに「冬ひや酒 Silky Snow Time」と銘打ったラベルを貼っている。さて、いただいてみる。

 酒蛙「旨いっ! 甘旨酸っぱい。濃醇、フルボディー酒。文句なし」
 F 「おつまみが全然要らない。酒だけで、じっくり味わえる」
 H 「とろみ感がありますね」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「粉雪のようなきめ細かい口当たり 新雪のようなふわりとした 香りと味わいを目指しました 華があり透き通るような味わい それでいて米の旨みがあとからふわっと追いかけてくる 米の旨みを最大限に引き出したお酒です 『月』山山頂に舞う『雪』の様に優雅に 飲む人全てを魅了する究極の味わいを追究していきます

 裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、島根県産米100%使用、アルコール分16度、精米歩合60%、日本酒度+2.0、酸度1.6、製造年月18.11」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名「月山」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。

「島根県安来市広瀬町ー吉田酒造からのぞむ山『月山』には戦国時代における難攻不落の城として有名な富田城がありました。この地では、その年の一番良い仕上がりの酒を『月山』と名付け、一番樽(=最高の酒)として殿様へ献上していた歴史があります。この歴史背景になぞらえて『殿様へ献上していたような最高の酒を、常に造りつづける』ことを目指し『月山』と命名しました」

 ちなみの月山の標高は183.9m。

酒蛙

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