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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3768】美丈夫 純米 慎太郎(びじょうふ しんたろう)【高知県】

2019.4.3 20:18
高知県安芸郡田野町 濱川商店
高知県安芸郡田野町 濱川商店

【日本酒研究会月例会 全4回の①】

 異業種の酒好きが月に1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。単なる飲み会で、ちょっとカッコつけて研究会だ。しかし、月例会を1回も休まず、足掛け13年間も続けてきているのは、ちょっとした自慢だ。今回は、仕事で来られない研究員(メンバーをそう呼んでいる)が多く、4人での開催となった。

 店主がトップバッターとして持ってきたのが「美丈夫 純米 慎太郎」だった。「美丈夫」は飲む機会が多い酒で、今回の酒を含め、13種類を取り上げている。すっきりシャープな飲み口が印象的なお酒、という印象を持っている。今回の酒はどうか。

 酒蛙「さっぱりした飲み口。淡麗」

 H    「そうだね」

 酒蛙「柑橘系の香りがする」

 Y    「すこしフルーティー」

 酒蛙「俺はフルーティーとはおもわない。軽めの旨み、適度でさわやかな酸」

 H    「いい酒だね」

 酒蛙「中盤から辛みが出てくる。ひとことで言えば、キレの良い淡麗辛口酒だ。実にさっぱりした飲み口。淡白な刺身にも、味が濃い肉料理にも合う。万能の食中酒だ」

 瓶のラベルの表示は「原材料 米(国産)米麹(国産米)、アルコール分15%、精米歩合60%、製造年月2019.2」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念。

 酒名「慎太郎」はもちろん、郷土の英雄・中岡慎太郎(18381867年)のこと。坂本龍馬らとともに薩長同盟の仲介に尽力したが、京都・河原町の近江屋で、龍馬とともに殺害された。慎太郎は若いころ、蔵がある田野町の田野学館に通った。これらから酒のラベルに起用した。

酒蛙

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