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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3764】庭のうぐいす 純米吟醸 あらばしり 生酒(にわのうぐいす)【福岡県】

2019.3.30 15:16
福岡県久留米市 山口酒造場
福岡県久留米市 山口酒造場

【B居酒屋にて 全4回の①】

 ウイークデーの夕方。会社から帰宅後、ふらりとB居酒屋へ。この店は、冷蔵庫に入れている酒の種類数が多い。しかも、時々、入れ替えもしている。だから月に1回、暖簾をくぐることにしている。新しい酒を知ることができ勉強になるし、当連載の取材にもなる。

 最初に選んだのは「庭のうぐいす 純米吟醸 あらばしり 生酒」だった。「庭のうぐいす」は飲む機会が多い酒で、今回の酒を含め、当連載で14種類を取り上げている。わたくしなじみの、B居酒屋、M居酒屋、Z料理店のいずれもが「庭のうぐいす」を入れるため、必然的にわたくしも飲むことになる。「あらばしり」とは、搾るとき、もろみの自重で、最初に槽から流れてくるお酒のことをいう。さて、今回のお酒はどうか。さて、いただいてみる。

 ほのかな果実香。含むと、ふくよか、やわらか、まるい飲み口。とろみあり、甘旨みがたっぷり。そして、酸がくる。香り・甘旨み・酸のバランスが絶妙でいい感じ。しっかりした味わい。フレッシュ感がある。キレが良く、余韻は苦みがすこし。飲み進めていくと、だんだん甘みが増してくる。

 ラベルの表示は「アルコール分16度、原材料名 米(国産)米麹(国産米)、精米歩合50%」にとどまり、使用米の品種名が非開示なのは残念だ。

 酒名「庭のうぐいす」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。

「庭のうぐいすの酒は、その昔北野天満宮から飛んできたうぐいすが母屋の中庭にある泉で喉をうるおしたことからヒントを得て、醸造を始めたのがそもそもの始まりと伝えられています。山口酒造場では、うぐいすが飲んだ水と同じ筑紫平野を流れる豊かな筑後川の伏流水を使って、今も仕込みを行っています」

酒蛙

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