メニュー 閉じる メニュー
文化

文化

日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3746】北光正宗 冬の純米吟醸 しぼりたて生原酒(ほっこうまさむね)【長野県】

2019.3.11 23:38
長野県飯山市 角口酒造店
長野県飯山市 角口酒造店

【H居酒屋にて 全4回の②】

 なじみのH居酒屋から「お酒を4本入れたので、テイスティングに来てください」と連絡が入った。わたくしは、酒質を1行で説明する「酒メニュー」を作ってあげている。お客さんが酒を選ぶとき、酒質が分かると選びやすいからだ。そのためにはまず飲まなければならない。

 まず最初に「久保田 純米大吟醸」、次に選んだのは「北光正宗 冬の純米吟醸 しぼりたて生原酒」だった。「北光正宗」は以前、「北光正宗 特別純米 原酒 ひやおろし 生一本」(当連載【1315】)を飲んだことがある。ラベルの北斗七星が強烈な印象として残っている。さて、今回の酒をいただいてみる。

 酒蛙「甘い」
 店主「甘いね」
 酒蛙「甘みが立つけど、ふくよかな旨みを伴っている」
 店主「良い酸っぱさだ」
 酒蛙「うん、良い感じの酸だ。酸と甘みがあいまって、ジューシーな甘酸っぱい味わいとなっている。余韻は苦み」
 店主「ちょっと苦みがあるね。クセがなく、ほっとするお酒だ」
 酒蛙「キレが良い。酸も良い。いいね」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。

「『北光正宗』は、厳寒と豪雪の澄んだ空気の中で、厳選された米と清らかな水、杜氏と蔵人の技が一体となって生まれます。本製品は『ひとごこち』の新米を使って醸した、新酒の純米吟醸です。新酒ならではのフレッシュな香りとキレの良い味わいをお楽しみください」

 裏ラベルのチャートによると、お酒のタイプ「やや辛口」とのこと。わたくしたちは、むしろ甘みを感じた。

 裏ラベルの表示は「原材料名 米 米こうじ、精米歩合59%、アルコール分16度、原料米は長野県飯山産ひとごこち100%使用、製造年月18.11」。「ひとごこち」は、長野県農事試験場が1987年、母『白妙錦』と父『信交444号』を交配。育成と選抜を繰り返し品種を固定、1997年に品種登録された酒造好適米。

 酒名「北光正宗」の由来について、蔵のホームページは「北光正宗は北の夜空に光輝く柄杓型をした北斗七星より命名いたしました」と説明している。

酒蛙

関連記事 一覧へ