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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3737】七本鎗 純米吟醸 無濾過生原酒 玉栄(しちほんやり)【滋賀県】

2019.3.2 14:10
滋賀県長浜市 冨田酒造
滋賀県長浜市 冨田酒造

【B居酒屋にて 全4回の③】

 異業種他社のF、Yと、わたくしと同僚Hの4人で飲む「B居酒屋の会」。2カ月に1回、B居酒屋で開いている。この店は、とにかく、置いている清酒の種類数が多いのがうれしい。この例会がない月でも、1回は顔をだすことにしている。ときどき冷蔵庫の中を入れ替えているので、月一くらいのペースで行くと、いつも新しい酒を飲むことができる、というわけだ。

「楽器正宗 別撰 特別本醸造」「山形正宗 お燗純米」と飲み進め、3番目にいただいたのは「七本鎗 純米吟醸 無濾過生原酒 玉栄」だった。「七本鎗」は飲む機会が多い酒で、今回の酒を含め、当連載でこれまで7種類を取り上げている。しっかりした味わいの酒、というイメージを持っている。さて、今回の酒はどうか。いただいてみる。

 酒蛙「とろみがあり、穏やかな旨みと酸が来る。全体的に丸みを感じる」

 F 「すごいっ!」

 酒蛙「木香というか、菌類的香りというか、ばあちゃんの箪笥の香りというか、穀物的というか、そのような香りがいい。余韻のわずかな苦みが、全体のアクセントになっている」

 Y 「かすかに木の香りがしますね」

 瓶の裏ラベルの表示は「28BY、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、酒米 滋賀県産玉栄100%使用、精米歩合 麹米50%精米 掛米50%精米、アルコール分16度、製造年月 201812月」。

「玉栄」は愛知県農業試験場が1954年、母「山栄」と父「白菊」を交配。育成と選抜を繰り返し開発、1965年に命名された酒造好適米。現在は滋賀県を中心に栽培されている。

 酒名「七本鎗」の由来について、瓶の裏ラベルは、以下のように説明している。

「琵琶湖の最北端、賤ヶ岳山麓の旧北国街道沿いで歴史を刻む酒蔵。銘柄は賤ヶ岳の合戦で武功を立て 秀吉を天下人へと導いた加藤清正・福島正則ら七人の若武者『賤ヶ岳の七本鎗』に因む」。片桐且元も7人のうちの1人だ。

酒蛙

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