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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3727】土佐しらぎく 純米大吟醸(とさしらぎく)【高知県】

2019.2.20 20:35
高知県安芸郡芸西村 仙頭酒造場
高知県安芸郡芸西村 仙頭酒造場

【日本酒研究会月例会 全6回の③】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。足掛け12年、欠かさず月例会を続けてきた歴史を誇る。いや、誇るなんておこがましい。ただ酒が好きなだけで。へへへ。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回は7人が参加しての例会となった。

「初戎 純米 生粋」「銀の翼 純米吟醸」と飲み進め、店主が3番目に持ってきたのは「土佐しらぎく 純米大吟醸」だった。「土佐しらぎく」は今回の酒を含め、当連載で3種類を取り上げている。今回のお酒はどうか。

 酒蛙「リンゴのような香りがほのか。これはいいっ!」

 F 「パイナップルの香りだ」

 SA「酸味がいいね」

 H 「ほぉ~~~~っ♪」

 SI「旨いっ」

 酒蛙「やわらかな酒質で、旨みが出ており、酸は上品」

 SA「これまで持っていた『土佐しらぎく』のイメージとは違う」

 酒蛙「フルーティーで、ややふくよか」

 Y 「(酒が)進みますね」

 SA「飲んでいたら甘みが出てきた」

 酒蛙「はい、温度がすこし上がると、甘みと酸が出てくる。総じて、きれいな酒」

 Y 「飲んでいたら甘みが出てきた」

 瓶のラベルの表示は「原材料名 米(国産)米麹(国産米)、原料米 岡山県産朝日米100%、アルコール分15度以上16度未満、精米歩合50%、製造年月30.12」。

 使用米の「朝日米」について、ウィキペディアは以下のように記述している。

     ◇

 【概要】明治41年に京都府向日市で山本新次郎という農家が「日ノ出」という品種の米を栽培していた時、その中に特異な2穂を発見した。それを育て、日ノ出から連想させて「朝日」と名称を定めたが、すでに同名の品種が京都府内に存在していたため、明治44年に京都府農業試験場が「旭(京都旭)」と正式に命名した。

 大正時代に岡山県農業試験場が旭の品種改良を行ったが、岡山県内ではすでに旭という品種が別に存在していたために混同を避けるため、「朝日」という名称に決定した。 大正142月に岡山県の奨励品種に定められた。

 その後も岡山農業試験場は試験・品種改良を続け、「朝日47号」を分離選出した。現在栽培されている朝日の大半はこれである。

 コシヒカリ・ササニシキ・あきたこまちも品種改良をたどれば、この朝日(旭)にルーツがある。

 【特徴】大粒で、適度な粘りと歯ごたえが持ち味である。また、ふくよかでほどよい甘さのある上品な味わいだといわれる。米飯の他、握り飯や寿司(握り寿司、ばら寿司など)に適している。 中心部分に心白が少ない品種であるが、酒米としても使用される。 欠点としては、背が高いため栽培時に倒れやすく育てにくい、脱粒しやすい等の点が挙げられる。

 【主要産地】岡山県 - 南部を中心に栽培される。アケボノ、ヒノヒカリ、雄町とともに岡山米の代表格とされている。

     ◇

 酒名「土佐しらぎく」の由来について、コトバンクは「酒名は、白菊のように爽やかで純朴な酒質を目指して命名」と説明している。

酒蛙

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