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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3693】玉川 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒(たまがわ)【京都府】

2019.1.14 20:19
京都府京丹後市 木下酒造
京都府京丹後市 木下酒造

 

【日本酒研究会月例会 全6回の④】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。毎月欠かさず開き、足かけ12年になる。今回は、フルメンバー8人のうち4人が参加した。

 店主が「想天坊 高嶺錦 純米吟醸」「香露 特別純米」「田光 純米吟醸 赤磐雄町 瓶火入れ」に続いて、4番目に持ってきたのは「玉川 純米吟醸 雄町 無濾過生原酒」だった。

 この蔵は2007年から、イギリス人のフィリップ・ハーパーさんが杜氏を務めていることで広く知られている。当連載では、今回の酒を含め5種類を取り上げている。総じて、濃醇で酸が強い酒、といったイメージだ。さて、いただいてみる。

 Y 「おおっ! 餃子に負けない酒だ」

 酒蛙「う~ん、濃い濃い。これは旨い! ばあちゃんの箪笥のような含み香だ」

 K 「鼻から抜ける香りが、古い箪笥をおもわせる」

 Y 「味が濃い。かなりガツンとくる」

 酒蛙「餃子に負けない、すごい酒だ。甘旨酸っぱくて非常に濃醇。力強い」

 Y 「ホントに餃子に負けないね。いや、餃子が負ける」

 K 「原酒だからかなあ」

 Y 「バナナ香を感じる」

 酒蛙「南国の果実香だね。甘みを強く感じるね。甘旨みに量感がある」

 瓶の裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「旨味のバランスが良く、コクもたっぷり感じることができます。上質でボリュームのある旨味を堪能できます」

 裏ラベルの表示は「アルコール分18度以上19度未満、精米歩合60%、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、原料米 雄町100%、仕込水 城山の湧き水を使用、28BY仕込27号、製造年月17.05」。

 酒名「玉川」の由来について、蔵のホームページは、以下のように説明している。

「玉川は天保13年(1842年)、京丹後久美浜の地で創業しました。玉川という名前の由来は蔵のすぐ隣に川上谷川という川があり、玉砂利を敷き詰めた感の、清流であったそうです。当時、川や湖を神聖視する習慣もあり、玉(とてもきれいな)のような川というところから、玉川と命名されました。以来この地で綿々と酒造りに励んでいます」

酒蛙

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