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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【533】川亀 夏にごり 純米吟醸(かわかめ)【愛媛】

2011.7.2 8:55
愛媛県八幡浜市 川亀酒造
愛媛県八幡浜市 川亀酒造

【水無月会月例会 全5回の①】

 不特定少数の飲兵衛が月1回、Y居酒屋に集う水無月会。この例会で、足掛け3年目に突入した。これまで開いた2年間24回の飲み会の酒リストを出席者に渡す。「わ~、こんなに飲んだの?」。びっくりした声も。

 わたくしたちが飲めば飲むほど困るのが、酒を入れている酒屋。わたくしたちが飲んだことの無い酒を毎回5種類ずつ出すノルマを課せられているから、次第に手ごまが少なくなる。

 さて、今回も5種類が冷蔵庫に入っている。まず、「川亀 夏にごり 純米吟醸」からだ。近年、涼やかな瓶に入った、すっきりキレる飲み口の酒を「夏酒」として出す傾向にある。一種のブームか。消費拡大で知恵を絞った結果だろう。

 が、にごり酒の夏酒とは初めてだ。もっとも、わたくしが知らないだけのことで、世間一般では普通のことかもしれないが…。いずれにせよ、わたくしは初めてなので興味津々。トップバッターはこれだ。そもそも「川亀」は初めて見るお酒だ。ますます興味津々。いただいてみる。

 酒蛙「甘みがあって、飲みやすい」

 女性Oさん「飲みやすくて、酔っちゃいそう」(口ばかりで、この人は酔わない)

 酒蛙「甘みがあるけど辛口に感じる。吟醸だけど香りを抑えている。なめらかなタッチ。夏酒にしては、そんなにさらっとはしていない。旨みがちゃんとある」

 なかなかいい感じだった。夏酒として売っているのだが、ふつう見られる単にさらっとした飲みやすい酒として造っていない。旨みもある。これは、「おり」(にごり)が入っているためだろう。しかも、にごりなのに、辛口要素も入っているから、なおのこと面白い。

酒蛙