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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【870】昇龍蓬莱 特別純米 雄町60 槽場直詰 無濾過生原酒(しょうりゅうほうらい)【神奈川】

2012.8.17 18:36
神奈川県愛甲郡愛川町 大矢孝酒造
神奈川県愛甲郡愛川町 大矢孝酒造

【日本酒研究会月例会 全6回の③】

 酒好き仲間が月に1回、M居酒屋に集う異業種間交流「日本酒研究会」。名は大層だが、中身は単なる飲み会。飲みながら、あれこれ勝手な感想を言い合う単純な会だ。

 今回のトップバッターは、料亭に人気という「鄙願 大吟醸」。次は「華姫桜 無濾過 純米吟醸 原酒 雄町」、そして店主が3番目に持ってきた酒は「昇龍蓬莱 特別純米 雄町60 槽場直詰 無濾過生原酒」。雄町酒の連発だ。オマチスト(雄町酒が好きな人をいう新造語)のわたくしとしては、たまらない選択だ。わたくしたちが雄町酒を喜ぶため、M居酒屋の店主が意図的に雄町酒を仕入れているのかもしれない。そんなことをおもわせるチョイスだ。

 わたくし個人的には最近、「昇龍蓬莱」を目にする機会が多いいが、この酒は初めて。「昇龍蓬莱」には、良いイメージを持っているので、期待を込めていただいてみる。

 酒蛙「これも雄町酒だ。おいしいなあ。力強く、奥の奥に甘みがあり、いかにも雄町酒」

 J 「チクチク微発泡を感じる」

 S 「ジューシー、酸っぱい。いいなあ」

 酒蛙「フレッシュ感を伴う微発泡を感じる。酸が強く、旨い。とろり感があり濃醇だけどさわやか感があり、非常にいい」

 J 「これは旨い。アテ要らず、酒だけでイケる。蔵はどこにあるんだろう」

 I 「愛甲郡と書いています」

 酒蛙「おおっ、愛甲猛。ロッテ、ドラフト1位。憶測を呼んだ失踪事件があったよな。この酒、旨みと、ややヤンチャな酸味があり濃醇。飲みごたえ感があり、クセになりそうな、さわやかな酸だ。男酒だな」

 I 「プチプチ微発泡、いいですね」

 イメージ通りの、旨酒だった。全員、うめぇ~うめぇ~とヤギ化しながら飲む。みんな喜んで飲む酒というのは、実にうれしいものだ。

 ラベルによると、精米歩合は60%。

酒蛙