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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【1314】残草蓬莱 純米 緑ラベル(ざるそうほうらい)【神奈川】

2013.10.13 10:12
神奈川県愛甲郡愛川町 大矢孝酒造
神奈川県愛甲郡愛川町 大矢孝酒造

【K蕎麦屋にて 全5回の⑤完】

 旧友たちから「一緒に酒を飲もう」と声がかかった。飲み会が大好きなわたくしは2つ返事でOK。彼らと一緒に飲むのは、およそ8カ月ぶりか。会場は、わたくしなじみの、手打ちそばのK蕎麦屋にする。

 店主に「隠し酒(メニューに載っていない酒)を見せてよ」とお願いする。店主は蕎麦を打つとともに、利き酒師でもあるのだ。店主が示したのは8種類の酒。このうち、わたくしが飲んだことのない5種類をいただくことにする。「竹雀 山廃純米 火入れ」「天吹 純米吟醸 雄町 いちご酵母 生」「会州一 純米吟醸 生詰め原酒」「奥羽自慢 特別純米」と飲み進め、最後5番目にいただいたのは「残草蓬莱 純米 緑ラベル」だった。

 「残草蓬莱」は「昇龍蓬莱」と姉妹商品的存在。「昇龍蓬莱」は5種類ほど飲んだことがあるが、「残草蓬莱」にはなぜか縁がなかった。「昇龍蓬莱」はお気に入りの一つなので、興味津々でいただいてみる。

 やわらかできれいなタッチ。これが第一印象。旨みと酸味が、たっぷり。これが“第二印象”。後味と余韻には、やや苦みがある。この日、これまで飲んだ4種類同様、飲み飽きしない酒質で、毎日飲む家飲み晩酌定番酒に適している。

 瓶の裏ラベルは、「原材料名:米、米麹 国産100%使用」「精米歩合:60%」と書いているだけで、使用米の品種が非開示なのは残念。

 これで120MLのグラスで5種類飲み、酒量は600ML。ホロ酔いで気持ちが良くなった。〆は「もりそば」。手打ちの「もりそば」は、十分なコシがあり、そばの甘みを上手に引き出しており、非常に好感が持てる。

 旨い酒と、美味い蕎麦をたっぷりいただき、満足、満足。わたくしたちは、K蕎麦屋をあとにし、わたくしなじみのMスナックに歩いて移動。ここで、点数カラオケ合戦に興じた。

酒蛙