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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【1319】房島屋 純米 無ろ過生原酒 ブルーボトル 仕込20号(ぼうじまや)【岐阜】

2013.10.18 17:09
岐阜県揖斐郡揖斐川町 所酒造
岐阜県揖斐郡揖斐川町 所酒造

【B居酒屋にて 全2回の①】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会(名は大層だけど、単なる飲み会)で「北光正宗 特別純米 原酒 ひやおろし 生一本」「紀土 KID 特別純米 ひやおろし」「六十餘洲 純米酒 山田錦」「長陽福娘 雄町 純米吟醸」「竹雀 ひやおろし 純米 生詰」「乾坤一 純米吟醸 やまだにしき 原酒 一回火入れ ひやおろし」と6種類の酒を飲む。

 このあとわたくしは一人でY居酒屋に転戦。ここの女将と、あるイベントについての打ち合わせをしなければならなかったからだ。Y居酒屋では「開運 ひやおろし 純米」(当連載【267】)を1合いただく。

 用事を済ませたら、女将が「B居酒屋に行ったことがないのよ。行きたいわ」と言うではないか。B居酒屋は、たまたますこし前、職場の部会(飲み会)で行ったばかり。「それなら案内してさしあげましょう」。店のシャッターを下ろし、2人でB居酒屋に繰り出す。

 B居酒屋は酒のラインナップが豊富。その中から、「房島屋 純米 無ろ過生原酒 ブルーボトル 仕込20号」を選ぶ。水色の瓶。見るからに夏酒といったイメージ。いただいてみる。

 旨いっ! 酸っぱい! 旨みは適度、余韻に苦みと辛みがあり、ドライ感がある。酸苦辛が強調されている。ドライ&ビター。でも軽くてシャープ感がある。爽快感があり、いかにも夏酒というタッチ。「房島屋」というと、わたくしは濃醇酸味酒というイメージを持っていたが、この酒は酸があるものの、これまでのイメージとは違う軽さとドライ感があった。食中酒に最適。このお酒、ぬる燗にすれば面白いかも…とおもいながらいただいた。

 瓶の裏ラベルには「ドライな味わいをお楽しみください」とこの酒を紹介している。

 ラベルによると、原料米は、麹米が「あけぼの」、掛米が「五百万石」。精米歩合は65%。「あけぼの」は、農林水産省東海近畿農業試験場栽培部稲育種研究室が太平洋戦争直前の1939年、母「農林12号」と父「朝日」を交配。選抜と育成を繰り返し開発、1953年に命名された。

酒蛙

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