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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【1367】雲乃井 純米吟醸 山田錦 袋しぼり 無濾過生原酒(くものい)【福井】

2013.12.6 23:32
福井県福井市 吉田金右衛門商店
福井県福井市 吉田金右衛門商店

【HB居酒屋にて 全10回の①】

 社外の方々と、仕事の打ち合わせをした。打ち合わせはなかなか充実したもので、得るところが多々あった。打ち合わせのあとは、お約束の懇親会。会場は、初めて入るHB居酒屋。北陸のお酒を約200種類、常備している、というスケールの大きな居酒屋だ。

 酒メニューを見ると、200種類の中から選抜した、おすすめ50種類ほどの銘柄が載っている。飲んだことがないお酒が約10種類あった。瞬間的にわたくしは逆上した。酒選びはわたくしに任せられているので、飲んだことがないお酒を、メニューの上から順に飲んでいくことにする。まずは「雲乃井 純米吟醸 山田錦 袋しぼり 無濾過生原酒」。

 酒蛙「酸が出て、辛みが出る。コメの旨みが、ぎっしり詰まっているような印象を受ける。余韻は苦み」

 N 「濃いなあ」

 酒蛙「しっかりした味だ。香りはやや華やか」

 A 「濃い」

 酒蛙「濃くて力強いタッチだが、くどさやごつい印象は無く、むしろ、やわらかさやきれいさを感じる」

 A 「アルコール度数が高いんじゃないかなあ」(そのときは、それほど高いようには感じなかったが、後日、裏ラベルの写真をパソコンで見てみたら、アルコール分は18度。けっこう高い数値だった。Aは、「風邪をひいており、味覚は不調です」と言っていたが、悪コンディションでも、なかなかの“味覚力”。Aの味覚識別能力に驚かされた)

 酒蛙「これはいいよ。トップバッターだが、4番バッター並みのボディー感がある」

 N 「うん、それは言える」

 酒蛙「味要素の1つひとつは、とんがっているわけではない。だから、ある面において個性的ではないが、全体のバランスが非常にいい」

 裏ラベルに開示されている使用米は「山田錦」100%、精米歩合は55%。

 また、裏ラベルは、この酒を以下のように紹介している。「「当社は越前海岸に程近く、海の幸 山の幸に恵まれた川西地区で明治四年より酒造りを始め、今日に至りました。米本来の味わいを大切にして食事の楽しさをふくらませるような一杯でありたいと願っています。この度のご縁を心よりお礼申し上げます」

酒蛙

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