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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3650】浜千鳥 特別純米 秋限定 無濾過火入(はまちどり)【岩手県】

2018.11.29 17:06
岩手県釜石市 浜千鳥
岩手県釜石市 浜千鳥

【TU会定例会 全6回の⑤】

 2カ月に1回のペースで、M居酒屋で開いている異業種間飲み会「TU会」。今回は7人が参加、にぎやかに飲み、にぎやかに酒を論評し合った。

「越生梅林 特別純米」「直実 大吟醸」という、わたくしにとっての初蔵酒を2種類いただいたあと、店主が「雨後の月 純米大吟醸 白鶴錦100%使用」「篠峯 Vert 亀ノ尾 純米吟醸 田園ラベルシリーズ翠」に続いて5番目に持ってきたのは「浜千鳥 特別純米 秋限定 無濾過火入」だった。

「浜千鳥」は飲む機会が多い酒で、今回の酒を含め、当連載でこれまで10種類を取り上げている。総じてしっかりとした味わいの酒で、好感を持っている。今回のお酒はどうか。いただいてみる。

 TU「甘い」
 酒蛙「甘旨い」
 TU「甘酸甘」
 酒蛙「エンディングに辛みが出ている」
 SG「うん。終わりがね」
 酒蛙「旨みたっぷり。酸がある」
 TU「酸がありますね」
 酒蛙「後ろは苦みと辛み」
 TU「これ、美味しい」
 酒蛙「これ、旨いなあ。しっかりとした味わい。味が乗っている。俺の好きなセメダイン香(ベンゼン環芳香族系の芳香)が、すこし出ている。旨みがたっぷり出ており、深い味わい。いかにも純米酒という味わい。甘・旨・酸・苦・渋が良く出ている」

 瓶のラベルは、この酒を「春に搾った特別純米酒を無濾過のまま火入れ貯蔵した秋季限定品です」と紹介している。また、蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。「2018年9月19日蔵出し開始です。春に搾った特別純米酒を無濾過のまま火入れし、冷蔵貯蔵した秋限定のお酒です。秋の深まりとともにさらに熟成し、滑らかな口当たりに変化していきます。ほんのりとメロンのような香り、優しい甘みと酸味を感じます。涼冷え(15℃)から冷や(20~25℃)、もしくはぬる燗(40℃前後)でお召し上がりください。秋刀魚のつみれ汁やきのこのグラタンなど秋の味覚とお楽しみください」

 瓶のラベルの表示は「美山錦100%使用、アルコール分16度、原材料名 米(国産)米こうじ(国産米)、精米歩合55%、製造年月2018.09」。また、蔵のホームページでの表示は「アルコール分16.4%、日本酒度-2、酸度1.9、アミノ酸度1.8、酵母 自社酵母、原料米 美山錦、精米歩合 麹米55%・掛米55%、原材料 米・米こうじ」。

 酒名「浜千鳥」の由来について、蔵のホームページは「『浜千鳥』の由来は、国立公園に指定されている風光明媚な陸中海岸の浜辺に群れなす千鳥をイメージし、名付けられました」と説明している。

酒蛙

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