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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【1669】酔富 純米 きぬひかり(すいふ)【茨城】

2014.8.10 21:23
茨城県常陸大宮市 酔富銘醸
茨城県常陸大宮市 酔富銘醸

【日本酒研究会月例会 全7回の⑥】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。メンバーのJが異動で当地を去り、後任のBがメンバー入り。そして、異動で当地に戻ってきたFが2年ぶりにメンバー復帰。B、Y、F、S、Hそしてわたくしの6人が参加した。

 店主が「久慈の山 生一本 純米酒」「辻善兵衛 純米吟醸 五百万石」「開当男山 純米吟醸」「磯自慢 大井川の恵み・薆瞬 純米吟醸」「越路乃紅梅 純米吟醸」に続いて、最後6番目に持ってきたのが「酔富 純米 きぬひかり」だった。

 この「酔富」も初めて目にするお酒だった。飲んだことがない蔵の酒を飲みたい、というわたくしたちのリクエストに店主は全面協力。この日飲んだ酒6種類のうち、5種類が初めての蔵だった。ありがたいことだ。冷酒でいただく。

 酒蛙「苦みが強い」

 Y 「苦い!」

 酒蛙「旨みがある。苦み、甘みがあるが、酸を感じない。香りを抑えている」

 F 「甘みを感じる。しずかに終わる」

 Y 「フェイド・アウトですね」

 F 「不思議な調子の酒だ」

 酒蛙「まったりした調子で、メリハリがすくない」

 瓶の裏ラベルはこの酒を「絹のような滑らかな口あたりと美味しさのなかにきらりと光る味がある。冷や(常温)、またはぬる燗がお薦めです」と紹介。甘辛については「やや辛口」としている。

 ただ、「原材料名 米(国産)・米こうじ(国産米)、精米歩合65%」とあるだけで、使用米の品種が非開示なのは残念。また、蔵のホームページもこの酒について「米、水、酵母 すべて地元原料を使用した純粋地酒」と、こだわっていることを強調しているが、使用米について明らかにしていない。地元の原材料を使っていることを強調しているのであれば、使用米の品種を開示すべきだとおもうのだが…。

 ネット情報によると、この酒の使用米は、酒名にもなっている「キヌヒカリ」との記載があるが、ネット情報なので、正しいのかどうかは不明。ちなみに「キヌヒカリ」は農林水産省北陸農業試験場作物部作物第1研究室が1975年、母「収2800と北陸100号の子」と父「ナゴユタカ」を交配、選抜と育成を繰り返し開発。1989年に品種登録された主食用米。

 M居酒屋で6種類の酒を飲んだわたくしたちは、次に、H居酒屋に転戦した。

酒蛙