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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【1963】筑後川 純米(ちくごがわ)【福岡】

2015.5.14 19:03
福岡県三井郡大刀洗町 飛龍酒造
福岡県三井郡大刀洗町 飛龍酒造

【日本酒研究会月例会 全5回の③】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。フルメンバーは6人だが、今回はBが仕事のため欠席、5人での例会となった。

 店主は「きょうは福岡県のお酒特集です」と宣言。その通り、「天心 天の宙 純米吟醸」「亀の尾 吟醸 酒米壽限無100%使用」に続き、3番目も福岡県の「筑後川 純米」だ。いずれもまったく知らないお酒、まったく飲んだことのない蔵の酒だ。わたくしたちは無謀にも“全蔵制覇”を目標に掲げている。M居酒屋の店主がこの趣旨に賛同、わたくしたちの未飲蔵酒をせっせと集め、提供してくれているのだ。ありがたいことだ。さて、この酒をいただいてみる。

 酒蛙「直前に飲んだ『亀の尾』に似て、さらりとした酒質だ」

 M 「昭和の雰囲気が漂う風味だ」

 酒蛙「熟成感があるね」

 F 「熟成感、いますね」

 酒蛙「ふくよか、やわらか。酸がありすっきりとした飲み口。旨みがややあり、甘みもややある」

 九州の酒というと、これまでわたくしは、甘みが強くふくよかで厚みのあるお酒、というイメージを持っていた。ところが、直前に飲んだ「亀の尾」も今回の「筑後川」も、どちらかといえばすっきりさらり系のお酒で、これまでのわたくしのイメージとはまったく違っていた。単にわたくしが知らなかっただけなのかもしれない。そうだとしたら、ご容赦いただきたい。

 瓶の裏ラベルの表示は「原材料名 米(国産)・米麹(国産米)、精米歩合65%」にとどまり、使用米の品種が非開示なのは残念。瓶の表ラベルと裏ラベルの両方に「創業1899年」(明治32年)と書かれている。かなり誇りにおもっている、とみられる。

酒蛙

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