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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2000】八鹿 吟醸 香りの、八鹿(やつしか)【大分】

2015.6.21 22:23
大分県玖珠郡九重町 八鹿酒造
大分県玖珠郡九重町 八鹿酒造

【日本酒研究会月例会 全6回の④】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。フルメンバー6人全員が参加できるように、今回は例外的に土曜日開催となった。どうしても全員参加でなければならない理由があった。それは、メンバーのMが異動する可能性があり、だとすれば今回が最後の月例会となるからだ。つまり、Mの送別会の意味も込めての開催となった。

 店主が「きょうは大分県シリーズです」と宣言。「倉光 双樹 特別純米 無濾過 斗瓶採り」「わかぼたん 秘宝 吟醸」「山水 特別純米」に続いて4番目も大分県の「八鹿 吟醸 香りの、八鹿」だった。これも、またまた、まったく見たこともなければ、ましてや飲んだことのないお酒。興味津々でいただいてみる。

 酒蛙「香る、香る。吟醸香が香る」

 B 「いかにも吟醸酒だあああ」

 F 「きょうこれまでで一番いい酒だ」

 酒蛙「甘酸があり、香ってキレが良い」

 M 「ラベルの花びらデザインが人の顔に見える」

 Y 「アンパンマンかな?」

 M 「サンタクロースが怒った顔に見える」

 酒蛙「酸がいいな」

 瓶の裏ラベル(焼き込み)はこの酒を以下のように自己PRしている。

「新鮮な果実を思わせるほんのり甘くはなやかな香りと、きれいな余韻。九重の伏流水で仕込んだすっきりと軽やかな飲み口の吟醸酒。飲み飽きしないフレッシュな味わいをどうぞ」

 そして、裏ラベルでは、以下のような記述もされている。

 場面 おいしいものを食べたい日

 酒器 お気にいりのグラスで気取らずに

 温度 きりりと冷やして

 料理 たとえば、平目の昆布〆と(いろんなお料理とよく合います)

 味わい 甘辛の中間

 香り 穏と華の両端のうち華側の最大

 まるで、利き酒師の心得のような記述だ。もしかして、蔵人のどなたかが、利き酒師なのかな?

 ラベルの表示は「アルコール分 14度、使用米 山田錦、精米歩合60%」。最近、アルコール分14度という酒をよく目にする。15度と14度では、飲んだ印象が全然違う。同じ1度差でも、15度と16度よりも、15度と14度の方が圧倒的に飲み口が違う。すなわち14度は非常に飲みやすい。飲みやすさをウリにするため、「14度」がトレンドになっているのだろうか。

 ネット情報によると、この酒は、食事に合う九州の酒のコンテスト【九州S-1グランプリ2014】に出品され、九州40蔵の酒40種類の中から一般投票で1位に輝いた、という。

酒蛙

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