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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2055】基峰鶴 純米吟醸 雄町 生(きほうつる)【佐賀】

2015.8.3 22:29
佐賀県三養基郡基山町 基山商店
佐賀県三養基郡基山町 基山商店

【日本酒研究会月例会 全6回の④】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。今回は、定例メンバー5人に加え、昨年秋に当研究会の理事長(一番えらい人、という意味ね)に就任したAが、定例会の視察を兼ねて参加した。

 店主は「今回は、佐賀県のお酒を集めてみました」と冒頭、今月のコンセプトを披露。「光武 手造り 純米」「松浦一 純米」「瀧 特別純米 FREE RUN」に続いて店主が4番目に持ってきたのは「基峰鶴 純米吟醸 雄町 生」だった。4種類いずれも佐賀県の、わたくしたちが初めて見る蔵の酒。わたくしたちのメンバーJが「日本全蔵制覇しよう!」と遠大な目標を掲げ、これに賛同した店主が、わたくしたちが知らない蔵の酒をせっせと集めてくれるのだ。ありがたいことだ。さて、いただいてみる。

 酒蛙「直前に飲んだ『瀧 特別純米 FREE RUN』とタッチが似ているが、こちらは酸が立ち、厚みがある」

 F、Y「うん、『瀧』とかなり似ているけど、こっちの方がよりコクがあるような気がする」

 酒蛙「酸も『基峰鶴』の方がより立つ。甘旨みも十分にある」

 B 「麹的な風味がある。コメの旨みがたっぷりだね」

 Y 「セメダイン(ベンゼン環芳香族系の芳香)似の香りがする」

 酒蛙「(わたくしが好きな)セメダイン香は、そう多くない。旨酸っぱい、しっかりした味わい。とろり感がある」

 直前に飲んだ「瀧 特別純米 FREE RUN」と同じ系統の、かなり旨い酒だった。飲んだ印象では「瀧 特別純米 FREE RUN」より、やや厚みがある、と感じた。

 ラベルの表示は「備前雄町100%、精米歩合55%」。佐賀県は、酒どころ。「鍋島」「東一」など全国的に有名な蔵があるが、それ以外でも、かなり旨い酒を醸す蔵が多いことを再認識させられた。

酒蛙

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