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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【3635】水尾 純米吟醸 金紋錦(みずお)【長野県】

2018.11.13 16:24
長野県飯山市 田中屋酒造店
長野県飯山市 田中屋酒造店

【日本酒研究会月例会 全6回の②】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。毎月欠かさず開き、足かけ12年になる。今回は、フルメンバー8人のうち6人が参加した。

 店主がまず持ってきたのは、わたくしたちにとって初蔵酒の「若駒 辛口 純米」。続いて持ってきたのは「水尾 純米吟醸 金紋錦」だった。「水尾」は今回の酒を含め、当連載で3種類を取り上げている。「水尾」に対しては、きれいな酒、というイメージを持っている。今回の酒はどうか。

 酒蛙「美味しい!」
 Y 「すっきりしている」
 SI「今風の酒質だ」
 K 「若い女性が好みそう」
 酒蛙「非常にきれいな酒。厚みは適度、軽快な飲み口。旨みと甘みと酸が出ていて、余韻に苦みあり。実に旨い」
 H 「酒飲みとしては物足りなさもある」
 酒蛙「適度な吟醸香。すこしジューシー」

 ラベルの表示は「仕込水に野沢水尾山湧水使用、アルコール分15%、原材料名 米・米麹、原料米品種 金紋錦(長野県木島平村産)100%、精米歩合49%、製造年月30.9、甘辛の程度 中口、おすすめの飲用温度 冷や(10℃)又はぬる燗(40℃)、日本酒のタイプ 香り高いタイプ、明治初年創業」。

 蔵のホームページはこの酒を「華やかで幅のある香り、そして『金紋錦』ならではのコクの深さを持ちながらも『水尾』特有のクリアーなイメージを大事にして仕上げました。今年度より14号酵母(金沢酵母)使用。より上質で高い透明感のある酒質に仕上げました」と紹介している。

「金紋錦」は長野県立農業試験場が1956年、母「たかね錦」と父「山田錦」を交配して品種を固定、1964年に命名された酒造好適米だ。

 酒名「水尾」の由来について、蔵のホームページは「『水尾』の名前もその水の湧く山の名前だし」と説明している。この蔵は、水尾山のふもとから湧き出る銘水を仕込み水に使用している。

酒蛙

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