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文化

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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2173】庭のうぐいす 特別純米 ひやおろし【福岡】

2015.10.24 21:48
福岡県久留米市 山口酒造場
福岡県久留米市 山口酒造場

【日本酒研究会月例会 全6回の⑤】

 異業種の酒飲み人が月1回、M居酒屋に集う日本酒研究会。研究会とは名ばかりで、単なる飲み会。ちょっとカッコつけて研究会だ。フルメンバー6人のうち、今回はBが仕事のため欠場したため、5人での研究会となった。

 店主が「望 純米吟醸 生原酒」「廣喜 純米吟醸 あらえびす」「福来 純米大吟醸 吟ぎんが」「横山五十 純米大吟醸 山田錦」に続いて5番目に持ってきたのが「庭のうぐいす 特別純米 ひやおろし」だった。

「庭のうぐいす 特別純米 ひやおろし」は、当連載【276】で紹介しているが、ラベルがまったく違う。別物なのか、それともラベルをモデルチェンジしたのか。分からないので、紹介してみる。仮に同じものとしても、【276】の場合、室温とぬる燗で飲んでおり、今回は冷酒。飲み方が違うので、紹介する意義がある、と考えた。

 酒蛙「やや華やかな香り。そして、すっきりとしたタッチ」

 K 「酸があるね」

 Y 「フルーティーだ」

 酒蛙「含み香がフルーティーで、リンゴっぽい香りがする。酸があって、余韻は苦渋み。キレが良い。厚みがややすくなく軽快感があるが、ややしっかりとした味わい」

 蔵のホームページはこの酒を以下のように紹介している。

「庭のうぐいすの“ひやおろし”は、フレッシュ感を残しつつ、ほんのり熟した果実香とまるみを帯びたなめらかな味をお楽しみいただける特別純米酒です。夢一献のフレッシュでありながら米本来の味わいを表現できる懐の深さを垣間見ることができる逸品。月夜を楽しみながら秋の味覚と一緒に・・・etc.秋を感じながら食中酒としてお飲みください」

 ラベルの表記は「原材料名/米(国産)・米麹(国産米)、精米歩合60%」にとどまり、使用米の品種が非開示なのは残念だが、蔵のホームページは「原料米 酒母・麹『山田錦』60%、掛米『夢一献』60%」(数字は精米歩合)と開示している。ラベルでも開示してほしかった。

「夢一献」(ゆめいっこん)は1993年、福岡県農業総合試験場農産部が母「北陸160号」と父「夢つくし」を交配、育成と選抜を繰り返し品種を固定、2003年に命名、2006年に種苗法登録された酒造好適米。

酒蛙

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