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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2228】悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町(よろこびがいじん)【香川】

2015.12.8 22:15
香川県仲多度郡琴平町 丸尾本店
香川県仲多度郡琴平町 丸尾本店

【K居酒屋にて 全3回の②】

 打ち合わせのあと、懇親会。秋田県全蔵のお酒を置いているという居酒屋で飲んだ。ここで秋田酒8種類を飲んでお開き。が、まったく飲み足りないSとHとわたくしの3人は、歩いて次のK居酒屋に転戦した。この店は、わたくしの古くからの行きつけの店。燗酒に向く酒を置いているのが特徴だ。

 まず、「風の森 雄町純米 しぼり華 無濾過無加水」(当連載【684】で紹介済み)、「与右衛門 秋桜 純米吟醸 無濾過 ひやおろし 瓶火入れ」(当連載【936】で紹介済み)を燗酒で飲み、3番目に選んだのは「綿屋 特別純米 山田錦」。そして、4番目に選んだのは「悦凱陣 純米吟醸 無ろ過生 赤磐雄町」だった。

「悦凱陣」はこれまで、9種類を飲んでいるが、この酒は初めてだ。原料米は、雄町of雄町の赤磐雄町。雄町の発祥地・岡山県赤磐地区でとれた雄町だ。オマチスト(雄町酒が好きな人のこと)のわたくしとしては、期待に胸をふくらませていただく。ぬる燗でいただく。

 H 「酸味が立つね」

 酒蛙「これは旨いっ! 酸味があり、香り良し、バランスが良い。とくに酸がいいね。まったく飲み飽きしないよ」

 H 「これは旨いっ!」

 酒蛙「いかにも雄町的な重厚な甘みと旨み。甘みと旨みと酸味が際立ち、3者のコラボレーションが秀逸。余韻の辛苦がいい。大人の酒だ。う~ん、これは旨い。参った」

 オマチストのわたくしが脱帽する旨さだった。このような、わたくしの口に合った旨酒を飲むときの至福感は、何物にも代えられない。表情が自然にほころぶ。Hも大絶賛だった。

 ラベルの表示は「原料米 赤磐雄町100%、精米歩合50%」。

酒蛙