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日本酒津々浦々

日本全国津々浦々のさまざまな日本酒のコラムです。

【2334】花の香 桜花 純米大吟醸(はなのか おうか)【熊本】

2016.2.27 23:09
熊本県玉名郡和水町 花の香酒造
熊本県玉名郡和水町 花の香酒造

【E居酒屋にて 全5回の③】

 点数カラオケの好敵手・YとB居酒屋で飲んだ。いつもはスナックKで対決しているのだが、たまに違う機械でやってみよう、とスナックNで自主トレすることにした。ということで、スナックNに一番近いなじみの店・B居酒屋で景気をつけて転戦しようとしたが、あろうことかスナックNは臨時休業。

 そのときはしかたなくスナックIで練習したが、やっぱりスナックNの機械で練習したい。で、今度はスナックNの予約をとり、翌週、再びYと飲むことにした。ところが今度はB居酒屋が定休日。そこでスナックNに近いなじみのE居酒屋で飲むことにした。一連の発想と行動、すっかりオバカですね。書いていて、自分で自分にあきれる。

 E居酒屋に入るのはおよそ2年ぶり。「佐久乃花 秋の純米吟醸」「風の森 秋津穂 純米 しぼり華 無濾過無加水生酒」「川中島 特別純米 青嵐 無濾過生原酒」と飲み進め、4番目に選んだのは「花の香 桜花 純米大吟醸」だった。

 熊本県の花の香酒造。初めて飲むお蔵だ。興味津々でいただく。

 酒蛙「なんとなく『獺祭』のDNAを感じる。古本屋的というか木香的というか菌類的好風味というか。やわらか、ふくよか、きれいなタッチ。『獺祭』より味の深みというか旨みがやや軽めに感じる」

 Y 「熊本県に『獺祭』的な酒があったとは驚きだ。熊本は焼酎文化だとおもってた。余韻の苦みがアクセントになっている」

 酒蛙「俺は苦みはあまり感じない。すこし感じる程度。甘みを感じ、旨みは適度。酸も適度にある。いい感じだ」

 Y 「うん、酸はあるね」

 酒蛙「大吟醸だが、それほど華やかな香りではない。抑え気味の香りが好ましい。『獺祭』と飲み口が似ているが、レベルはかなりのもの。もしかして、近いうちにブレイクするかも。もし、『dancyu』に取り上げられると、一発でブレイクだね」

 ラベルの表示は、使用米が「山田錦」100%で、精米歩合は50%。しっかりした味わいのお酒で、びっくりぽん、だ。ああ、驚いた。

 蔵のホームページはこの酒を「日本一の酒米といわれる山田錦を50%まで丁寧に磨いて醸した純米大吟醸」「キレのある味わいと豊かな香りを持つ純米大吟醸」「澄んだ味わいと上品な香りが絶妙」と紹介。

 また、ホームページはこの酒を、昔からの搾り方「撥ね木搾り」(はねぎしぼり)で搾っているとし、「撥ね木搾り」を以下のように説明している。「醪(もろみ)を酒袋に入れて槽(ふね)に積み込み、1本の巨木『撥ね木』に重しを吊るしてテコの原理でやさしく圧をかけます。時間をかけてゆっくり搾る、昔ながらの伝統技術はやさしく旨みのある酒を醸します」

酒蛙

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